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★今日のプーの一言★
お外はなにがあるかわからないでバウ…
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お散歩生活がはじまると、
家のなかだけではわからなかったプーの新たなる一面が見えてくる。
ヘナチョコ。でも見栄っ張り。
怖がり、臆病。
でも人間は大好きで物怖じはまったくしない。
好奇心は一応、旺盛である。
エレベーターがキライで、乗るときガクガクプルプル。
そしてエレベーターの壁に貼ってる鏡に映る自分の姿を見て
さらにガクプルで直視できない。
どうも、自分だとわかってない様子に
こいつは自分をカワイイ人間の女の子に思っているのかな?と苦笑。
ま、モーニング娘。に加入したい、といいだしたら
ママ応援してあげてもいいぞ、プー。
こんなアマアマな態度で接してるから
プーが自分を人間だと思うようになるんだろう。
わかっててやってる分タチが悪いプーママなのである。
散歩話に戻ろう。
プーは、歩くことは、そんなにキライではないらしいが、
リードをつけて歩くのはどうもキライらしかった。
ちょっとでも引っ張ると
「プーの歩みをとめるなんて失礼でバウ!もう歩かないでバウ!」
と立ち止まってしまう。
なので、躾けのためにはよくないことだが
プーが先頭きって歩いても我が家では「歩くだけよし」としていた。
なーに、どうせ10メートルも歩いたら
こっちを振り向いて
「そろそろ抱っこポイントでバウ」
って立ち止まっちゃうんだからさ♪
プーママも舐められているが、ママもプーを舐めきっていた。
なんともただれた関係である。
お散歩中にはよそのワンちゃんとの遭遇もある。
やっぱり、というべきか、プーはよそのワンちゃんが苦手だった。
向こうからやってくる姿を見るだけでフリーズ。
会ってお鼻クンクン、おちり(尻)クンクン攻撃されようもんなら
その場で腰を抜かして震える有様。
幸い、吠えたり、威嚇したりすることはなかったので
プーの愛想のない態度も、
どうやら他の飼い主さん&ワンちゃんの不興を買うことはなく、
「まだ小さいもんねー、プーちゃん。」
と、誰もが大目にみてくれるのだ。
プーはワンちゃんはコワくても飼い主さんは平気らしく
声をかけてもらうと、震えて尻尾を丸めながらも、擦り寄って甘える。
すると、
「あら〜、プーちゃんペロペロしてくれるの〜。
かわいいわねー。
ごめんねー、うちのコが脅かしちゃって〜〜」
と、謝っていただいたりもするのだ。
さすがプー。
犬好きな人間の扱いをしっかり心得ているらしい。
まったくそんな処世術、誰が教えたんだ、誰が。
飼い主は恐縮するばかりである。
(私ではないです。そんなことできるんだったらもっと出世してる筈だ★)
でもまあ、
嫌われるより愛されるワンコであって欲しいと願う飼い主にとって
その点ではプーはなかなか優秀なワンコっていってもよいのかもしれない。
(と、たまには褒めておこうっと♪)