昨日は、全国のニュースでも取り上げられるほどの雨。
さすがに雨好きの抹茶も、いつ雷が鳴るかわからない状態では、そこまでテンションは、高くないのである。
雨があまり好きではない私は、濡れてまで、出掛ける気にはならないのである。
「又、サイレンが鳴りよるね。」ひっきりなしに、聞こえてくるのである。
「じゃ、DVDでも見るか。」
一日中、家に閉じこもっていたのである。
そんな、ダラダラな二人の様子を、抹茶が黙って許すわけがない!
「まぁ〜!みゃんみゃん!!みゃ〜!!」
(お〜い!構え〜!遊べ〜!)
『ミンティアホッケー』が始まったのである。
時折、変化を持たせるために空中を舞う、ミンティアの空きケースは、
抹茶の体と共に、私の体を直撃!するのである。
ふと、ニャ王をみると、“ニヤリ”なのである。
プライドの高い?!抹茶は、ニャ王に背を向け、私の顔を見ながら、
“ゼ〜ゼ〜ゼ〜ゼ〜”
口を横に大きく広げ、舌を出して呼吸しているのである。
その顔は、なぜかニャ王には見せない。
「父ちゃんにも、見せてやり〜(爆)」しかし、振り向く顔は、平然としているのである。
満足したのか、しばらく爆睡。
夜、ニュースを見ていたときの事である。
「この景色ってさ・・・」
「あ・・・俺さ、実は、南蔵院か成田山か太宰府行こう!って言うつもりやったけど、よめちゃん雨やったら動かんやろ思て、言わんかった。」
閉じこもっていて、正解だったのかもしれないのである。
明日から、『ケン』が戻ってくる。
片付けようとしているにも関わらず、なぜか、棚の配置を替えようとしている自分に、気付いたのである。
その傍らで、ベッドの隙間に、入り込もうとする抹茶。
いっこうに片付かないのである。