************************
★今日のサスケ語録★
ママのお古でつくったハートのおもちゃ。
おいら男だけどヌイグルミが好きでバウ。
************************
退院して、3日振りに我が家に帰ってきたサスケ。
鼻はチューブでふさがり、
ごっつい酸素ボンベに繋がれた状態だけど、
旦那も私もひと安心。
でも一番安心したのはサスケだろう。
よろよろとした足取りで、大好きなソファへと向かっていった。
いつもなら元気にジャンプして飛び乗るのに
さすがに足腰が弱ってるらしく、ジャンプをためらっている。不憫。
チューブもあることだし、ソファはまだ危険だ、と
足元にお昼寝クッションをしいてやり、とりあえずはそこに落ち着かせた。
ううーん。
たった3日の間にずいぶんと弱ってしまったなあ。
病院から、ずっと私がだっこして帰ってきたのだが
久しぶりにだっこするサスケは
びっくりするくらい肉がおちていた。
体重が3キロから2キロ台に落ちているので、
体力も相当、落ちていることだろう。
私がそんなことを考えてぼんやりサスケを見ていると
「ママ、とりあえず酸素ボンベはここでいいかなー?」
と、旦那が私に話しかけてきた。
見ると、彼は一生懸命、酸素ボンベをリビングに設置していた。
このボンベ、病院でみたときもビビッたが、ホントにごついのだ。
(↑まだご覧になってない方は9月15日の日記をご参照くださいませ♪)
真っ黒で、リビングにおくと異様な存在感を放つ。
オマケに私ひとりじゃ持ち上げられないくらい重いのだ。
たしかにこれは家のクルマじゃ乗せるのは大変だったろう。
救急車頼んでよかった、ホント。
「やっぱり、ごついね。コレ…」
「うん。それより明日の朝、コレの注文忘れないでね」
そうなのだ。
病院でもらったボンベは酸素の残量が明日の朝までの分しかなく
以降の分は自分で“世田谷酸素”という会社に注文をするよう、
病院からいわれたのだった。
「9時から会社はじまるらしいから、朝イチで電話してね。
午前中に配達してもらわないと、酸素の量、少ないみたいだから。
それとママ、病院からもらった薬、サスケにあげて」
持ち前の合理主義を発揮してテキパキと指示を飛ばす旦那。
ぼんやりしている場合じゃなかったか、と私も気を引き締め直した。
退院しても具合が良くなったわけではないので
1週間は、私がつききりで看護をしなくてはならないのだ。
まずは、薬の確認からはじめることにした。
「えっと、この心臓の薬が1日2回でこっちが3回。
この利尿剤が2回で、抗生物質が2種類分1日3回と2回、
んで、水と食事を交互に2時間ずつ…」
あり?わかんなくなってきたぞ??
食事は流動食を120ccほどを1日3〜4回に分け与え、
薬は5種類分、1回につき2〜3種類ずつを水に溶かしてから
鼻に通したチューブから
注射器みたいなものを使って流し込むよう、
病院からしっかり説明を受けてきた。
しかしいざ実行の段階になって
頭のなかで順番が組み立てられないではないか。
仕方なく薬の袋に番号を振り、
1日の看護内容を一覧表に書き出してみた。
------------------------------------------------
8:00 予定 薬/1番と2番 水/20CC
10:00 予定 食事/30cc
12:00 予定 薬/2番と3番と4番 水/20cc
14:00 予定 食事/30cc
16:00 予定 薬/1番と3番と4番 水/20cc
18:00 予定 食事/30cc
20:00 予定 薬/2番と3番と4番 水/20cc
22:00 予定 食事/30cc
24:00 予定 薬/1番と5番 水/20cc
------------------------------------------------
ぎょぎょ。こりゃ気が抜けないな。なんてこったい。
もしかして安心している場合じゃなかった?私。
確かにサスケが良くなるならなんでもすると願った。
その誓いを神様は早速、お試しになるつもりらしい…。
はうぅ〜〜〜。
…。
ええい!
試練上等!受けてたつぜ!
仕事は丸々一週間休みとったぜ!
女は度胸と根性じゃ!
ウラァ!
今夜からサスケとともに
試練に向かう決意を固める私なのだった。
注)サスケママ、元ヤンではございません。
言葉遣い気をつけます。