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★今日のサスケ語録★
みぎ鼻に食事チューブ
ひだり鼻には酸素チューブつけてるでバウ
鼻ピアスなんてメじゃないでバウ!
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サスケが緊急入院した翌日。
病院から電話はなく、少しホッとして朝を迎えた。
朝イチで病院にこちらから電話してサスケの容態を聞き、
午後の面会時間の約束をとりつけた。
一応、容態は安定したようだが
まだまだとても動かせる状態ではないとのことだった。
翌日になったらケロリと良くなっていることを
半ば本気で期待していたのでちょっとがっかりする私。
でも、安定したということは喜ばしいことだよね、と
気を取り直して出掛ける支度をした。
昨日はサスケ緊急事態だったので、
同居犬のプーはひとりでお留守番させて病院にいったけど
翌日のお見舞いはプーも連れて行くことにした。
プーは家にいたほうがいいんじゃないの?という旦那に
私がゼッタイ連れて行く、と言い張ったのだ。
表向きは、ひとり留守番なんて可哀想だから、だったが
本音は、サスケがいない寂しさを紛らわすために
私がプーを離せなくなっていたのだった。。
ゆうべもプーを必要以上になでまわしていたので
最後にはプーに嫌がられてしまった(>_<)。
プーにとっては迷惑な話なんだろうなあ…。ごめんよプー。
病院にいって、まずは先生から容態の話を聞く。
容態は安定しているけど、まだまだ油断はできないこと。
心臓の弁は動かないままで、治る見込みは残念ながら難しいこと。
手術という手段もあるが、
この状態では危険性のほうが高いこと。
どれもこれも、安心できるような話じゃなかった。
それでも、一晩たって落ち着いたせいか、
はたまた、プーを腕にかかえて話を聞いたせいか
あまりショックを受けずに冷静に話を聞くことが出来た。
病気になったもんはしゃーないもんなあ。。
病気とセットで丸ごとサスケを愛していくっきゃないよなあ。。
そんな心境。
正直のところ、動物の医療費は高い。
おまけに連れて行った病院は最先端の医療を謳ってる分
費用もかなりの額になる。
このままサスケが長期入院となれば
我が家は軽く財政危機に陥るだろう。
それでも。
旦那も私も“サスケが大事”という結論しかあり得なかった。
だったら、できる限りのことはしてあげよう。
サスケの入院費は頑張って稼げばいい。
ゆうべ寝付けないまま、
つらつらと旦那とそんな話をして覚悟もできていた。
サスケが頑張る限り私たちも頑張ろう!
そう自分たちを勇気づけてからサスケと面会した。
サスケは、昨日と変わらず呼吸は苦しそうだったが、
目つきはしっかりしていた。
旦那と私だけではなく、プーの姿もみつけて
やっぱりうれしそうに尻尾を振った。
よし、頑張ってるぞ。
サスケは大丈夫だ。ぜったい良くなるよね。
元気づけるつもりだったのに
なんだか逆にサスケに元気づけられてしまっていた。
願いが通じたのか、この翌日、サスケの退院許可がでた。