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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
地域猫のゼンチャくん。右耳カットは去勢手術済みの♂ 外で見かける猫の耳が欠けていることがあります。 これは、不妊手術済みのしるしです。 桜の花びらのような形に見えることから、さくらねこ とも言われています。 もちろん喧嘩で耳の先がちぎれている猫もいますが。 日本全国で今日も多くの猫ボラさんが殺処分を少しでも減らそうと 日々奔走しています。 奔走の内容とは TNR つまり T trap 捕獲器で捕獲して N neuter 不妊手術をし R release もとの場所に戻す ということです。 こうすることでその猫は一代限りの命を地域猫としてまっとうすることになります。 又、最初から保護して里親探しをする猫に関しては 耳カットはしないのがふつうです。 猫崎公園のおはぎ。左耳カットは不妊手術済みの♀。 相棒の公園での活動の始まりとなったこのおはぎと4匹の子供たち、 全員女の子で左耳カットです。 地域猫の場合、どの猫が手術済みなのかわからなくなってしまうことがあり、 不運にも二度捕獲され、最悪二度開腹されてしまう、ということもあるのです そういうことをなくすために目印として今は耳カットが主流です。 以前は手術済みの証として下記の方法もありました。 ピアスをつける・・・・短期間でとれてわからなくなる。 首輪をつける・・・・これも同じ。 マイクロチップを入れる・・・読み取る機械がないと意味がないし、見た目でわからない。 というわけで、一目でわかる耳カットが今は行われています。 以前猫崎公園にいた「お兄ちゃん」、今は幸せな飼い猫さん。 もちろん右耳カット。 つまり耳カットが普及することで、誰が見ても手術済みの猫だとわかり、 同じ猫を二度捕獲することを避けられます。 捕獲器でつかまる猫の恐怖を二度味わせるのを避けられ、 ボラさんも無駄な事をせずに済むわけです。 では公園のダリオと小春はなぜ耳カットがないのでしょうか。 手術してないの いえ、もちろん手術済みです ダリオたちは手術の後ピアスをつけられていましたが、 すぐに取れてしまったそうです。 左 相棒の猫になったトミ黒。彼もピアス組だったが取れてしまい、 それを知らずに誰かが再度捕獲、麻酔をして耳カットだけしたようだった。 猫の耳をカットするなんて ひどい という意見もあると思います。 実際私も最初これを知った時にはとても賛成できませんでした。 ビジュアル的に今ひとつだし、何か他に方法がないのか、と思いました。 でも、今では外で会う猫に耳カットがあるとほっとするようになりました。 不妊手術で麻酔をかける時にカットします。 普通はV字型ですが、平らにカットする場合、 ほんの少ししか切っていない場合もあります。 いずれにしても、耳カットには賛否両論の意見がありますが これは地域猫として堂々と生きて行かれるパスポートなのです。 お兄ちゃんと一緒に里子に出た美猫・縞ちゃん。 本当の桜猫 外で猫に出会ったら、耳を見てみてください。 もし耳カットがあればその子は手術済みです。 お出入り自由の飼い猫さんの場合はまず耳カットはないですから せめて首輪をつけていただきたいものです。 ちゃーやの耳には小さく欠けている部分があります。 これはもしかしたら昔ピアスをつけていた跡なのかな、と思うこともありますが 真実はわかりません。
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