婆バ(私の母)は、毎朝毎夕、雨の日も風の日も…小次郎君を連れてお散歩していました。
婆バはかねてから『私が元気なのは、小次郎君とお散歩するから。小次郎君のおかげよ』と、いつも申しておりました。
小次郎君が亡くなって、私も急きょ実家へ1泊2日で帰省しお葬式をあげて昨日福岡に戻って参りました。
今も婆バは、小次郎君のリードを持って、一緒に散歩したコースを歩いています。
年に数回ですが、小次郎君は福岡に里帰りし、私ども夫婦と暮らしておりました。
福岡でも、私どもを困らせるような事は一切なく、お利口さん小次郎君でした。
本当に良い子で優しくて賢くて…。
小次郎君の次回里帰りは、お盆過ぎから1ヶ月間を予定していたのです。
しかし、そのお盆は初盆となってしまいました。
あまりにも突然の小次郎君の死…まったく心構えも出来ておりませんでした。
こんなに早く悲しい別れがやってくるなんて…。
もっともっと、私どもを手こずらせて良かったのに…。
こうやって、少しずつですが小次郎君の思い出を記していきたいと思います。
思い出しながら涙したり…今はそういう状況です。
小次郎君はもうこの世にいないなんて、まだ信じられません。