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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
ストーブの前でくつろぐ小梅と小豆。お気に入りの1枚。 今でこそ、サビ猫館という建物は有名になり、通りの名前までが 「サビ猫館通り」と呼ばれるようになった(ごく一部の人にのみ)けれど、 サビ猫館の設立は2006年12月18日、 今とは違う場所でひっそりとオープンしたのでした つまり、小豆が家族になった日です 小梅と暮らしてきて、サビ猫というのはなんとかわいく賢い猫なのだろう とすっかりサビ猫好きになっていた私は、 当時引っ越した家の近くにいた小豆に最初に見た時から 心を奪われていました いつかはうちの子に・・・そう思って半年以上が経っていました。 うちの子になりたいという思いは小豆の方もかなり強く、 毎日毎日「お家に入りたいですよぉ〜」と繰り返していました。 外猫だった頃の小豆。良くこうして家のまわりに出没していた。 当時、数年後には引っ越しがわかっていた私達に、 小豆を置いていくことはできませんでした。 それならばうちの子にする、他の人には渡したくなかったのです。 (多分他の人が小豆を家族にする可能性は低かったけれど) 寒い冬で、このままではこの子は冬を越せないかもしれない、 そう思って決心したのが12月18日でした 家族になった日の小豆。首輪をつけた後ろ姿は子猫のように見えた。 暖かい毛布はお気に召したかしら。 初めての多頭飼い、小梅が機嫌を損ねるであろうことは目に見えていました 気の強い小豆は、自分が後から来たにもかかわらず、 先住の小梅に対し、シャ〜シャ〜言いっぱなし、 せっかく念願のお家に入ったのにこんなお邪魔虫がいて と思ったのでしょう。実に小豆らしい これもお気に入りの1枚。 仲良し仲良し大作戦の真っ最中。 固まるふたり。 それでもサビ雄の「仲良し仲良し大作戦」が功を奏して 約二か月後にはお互いあきらめたのか、状況を受け入れてくれたのか、 普通に一緒に暮らせるようになったのでした 今思えば、ちゃーやが来た時の方が大変でした 同じ柄のサビ猫が二匹並んでいる姿はなんともかわいく、 見ているととても幸せな気持ちでした うちの子になったばかりの頃。当時推定15歳。 小豆が病気になり、もう長くは生きられないとわかってからは、 どうしても小豆を贔屓してしまい、小梅とちゃーやは何かと後回しになっていた、 今思うと悪いことをしたな、と反省するけれど、その時は仕方がなかったのです こんなかわいい子がいなくなるなんて考えられない 少しでも良い状態を保って長生きしてほしい、と 毎日毎日せっせとお世話をしました。 でも、どんなにかわいくても、どんなに愛情を注ぎ一生懸命看病しても、 生命は永遠ではなく、小豆はひとり旅だっていきました。 小豆がいなくなって、私は本気で又サビ猫を一匹飼いたいと思いました。 ふたりが並ぶ姿を又見たかった、サビ猫でなくてはいけなかったのです。 そして「次のサビ猫」の名前は「小春」と決めていました。 でもそれは違う!他のどんなサビ猫も小豆ではないのだから もうこれ以上猫を増やすのはよそう、小梅とちゃーやをきちんと丁寧に、 愛情を持って最期まで一緒にいることだけを考えよう、そう決めたのでした。 結局「サビ猫小春」はまぼろしに終わりましたが、 何年か後に公園の小春にこの名前をつけさえてもらいました。 元祖邪魔し隊の小豆。良く頑張ってたね。 サビ猫館設立以来8年近くが経ち、今は小梅とちゃーやが当たり前のように 一緒に暮らしています。 この二人は最期まで幸せであってほしい、 うちの子になって良かった、と思ってもらえるようにしたい、と思っています。 ふたりは私の一番の宝物ですから 小豆の家族記念日に思うこと、それは・・・ 猫の命は人間よりはるかに短いけれど、 一緒に暮らせることは本当に素晴らしい。 後から思えばそんなに長い時間ではないのだから、 一緒にいられる間はせめていっぱいいっぱい楽しんでかわいがって行こう。 親バカでも色眼鏡でも何でもいいから、この子たちを大切にしていこう、 という当たり前のことでした。 小豆さん、あなたは本当にかわいかったね あなたに出会えて良かったうちの子になってくれてありがとう
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