外はやっぱり寒かった
お昼ご飯を食べてから、窓際にダッシュ!
路面 乾いたかなぁ〜。
僕がお外を眺めてたら、
ママが窓を開けて 確かめてくれた。
「クッキー君、路面が乾いてるね」
「お散歩に行こう!」
「ヤッタァ!」
お部屋は暖かいけど、寒いといけないから、念のためにコートを着て、後ろ足には靴下を履いてお支度完了!
ママはダウンジャケットね〜。
遊歩道を目指して
let's go!
雪は ところどころ 残ってた。
雪だるまさんは 流石に 溶け始めてて、お顔がなかったり、崩れてたよ。
遊歩道について 車椅子で歩いてたら、
「今日もお会い出来たわ」
「あらぁ…、後ろ足を使わないと、背骨が曲がっちゃったのね」
「車椅子になる前は、真っ直ぐでしたよね」
突然、背後から年配の女性に話しかけられて、ママはびっくり。
ママも僕も、その方の名前は知らないけど、どうやら僕の事を知っているらしい。
「はい、病気してから、背骨というか腰の辺りが左側に曲がってしまいました」
「でも、捨てられなくて良かったわね〜」
「世の中には、捨てる人がいるじゃない」
「はい、悲しいですよね」
「この子は家族ですから
(捨てるなんて、これっぽっちも考えません)」
「そうよね〜、家族よね」
「頑張って下さいね」
「ありがとうございます」
今日も 励ましの言葉を頂いて 別れた。
年配の女性と別れた後
遊歩道を前進。
駅前スーパーを目指してテクテク ポテポテ トコトコ
時々 立ち止まって ちょっと休憩。
また テクテクポテポテトコトコ
あっ、タバコの吸い殻がある。
ママは持参して来た袋に集めた。
僕は大丈夫だけど、他のワンコちゃんの為にね〜。
目に付くゴミだけ集めながら前進。
さぁ、着いたよ。
お買い物する前に ベンチで休憩だぁ!
車椅子から降りて、トイレシートでオシッコ。
ママとベンチに よっこらしょっと。
ぴゅー
うーん、コートを着てきてよかったぁ。
やっぱり お外は 寒かった。
「お水飲む?」
ママが お水をくれたけど、喉は渇いてないよ。
冬は お散歩しても 喉は あまり渇かない。
「お家に帰ってからで大丈夫だよ。」
お水を ペロッと ひとなめしただけ。
ママは お水を入れたお皿を片付けて、お買い物に。
「バギーに乗って待っててね」
バギーに乗り換えてからスーパーの外で待機。
「早く帰って来てね」
ママを目で追い掛けた。
まだかなぁ〜。
暫くしてから ママが帰って来た。
「お待たせ〜」
「あれ、クッキーがいない?」
「びっくりさせて、ごめんなさい。」
「僕はここで〜す」
バギーの中で 伏せをして待ってたの。
起き上がって 顔を出したら 「クッキーが浚われたかと思ったわ〜」だって〜
「さぁ、帰りましょうね」
買い物袋を バギーに下げて お家に向かった。
続く
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