足ふきの儀式
続き
さぁ、お家に帰ろう。
坂道の手前まで、テクテク
ポテポテ トコトコ
坂道の手前に到着。
車椅子から降ろして貰ってオシッコ&ウ○チ。
スッキリしてから、バギーに乗り換えた。
エッサホイサ エッサホイサ
ピー チチチチチチ
鳥の歌声が聞こえるよ。
どこにいるのかな?
キョロキョロ キョロキョロ
あっ、あんな所に止まってる〜!
裸ん坊のハクウンボクの木の枝に止まって羽休み?
ママは抜き足 差し足 忍び足
カシャ!
バタバタバタバタ〜
あ〜ん、飛んで行っちゃった〜
枝に止まってる鳥さん、携帯カメラだと 黒い塊に写っちゃったね。
こんな時、本格的カメラがあれば良いのに…
なんて、思っちゃった。
さぁ、時間がない。
エッサホイサ エッサホイサ
お家に着いたのが、9時だった。
抱っこして貰って洗面所へ。
ママが足ふきタオルを濡らしてくれてる間、僕は暇。
クネクネ スリスリ クネクネ スリスリ
ブルブルブルブル〜
前足で ヨイショ ヨイショ、
方向転換。
ママ「クッキー君、儀式は終わりましたか?」
僕「うん」
「もしかして、僕の事を待ってた?」
ママ「うん」
「足を拭いてあげるね」
僕「お願いします」
ママが 僕をラグビーボールみたいに抱えてから 左前足をフキフキ 〜、右前足をフキフキ〜
僕は、小さい時から 足ふきの時は ラグビーボールに変身。
しつけ教室で習った方法なの。
みんなは、ちゃんと交互に手を出して拭いて貰ってるのかな〜
続き
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