今まで一度も(一度来客で、ゲロゲロはあった)病気らしい病気をしなかった抹茶が、
水曜日から体調を崩したのである。
昼間はきなこに、わが家の掟!?(完全に放任なのだが)を教えたり、
毛繕いをしてやったりと、昼寝もほとんどする事もなく、
世話をやきすぎるぐらいのお兄ちゃんぶりであった。
私はてっきり安易に、おてんば娘相手でのストレスと、
毛繕いをして飲み込んだ毛を吐いた。のだと思っていたのである。
きなこがわが家の一員となってから、
ニャ王は抹茶ときなこの対決が心配で、
一緒に居間のコタツで寝る日々が続いていたのである。
よ:「昼間、下痢と嘔吐。昼寝もほとんどせんし・・・」
ところが、ニャ王が帰宅すると抹茶は自分の家に入り爆睡。
ニ:「大丈夫みたいよ。」
「狼が来たぞ〜!」状態が二日続いたのである。
よ:「ニャ王が居るときは、全く吐かんし、トイレにも行かんよね・・・もしかして、私がストレスの原因?!」
ニ:「うわっ!よめちゃん、その言葉って、育児ノイローゼやん・・・」
金曜の夜。
とうとうニャ王が、抹茶がトイレに行く様子を目撃。
ま:“しまった・・・父ちゃんに見られた・・・”
驚く程の焦った顔を、抹茶は見せたのである。
ニ:「病院に行こう。」
土曜の午前中に連れて行き、点滴と薬を処方してもらったのである。
ま:“病院に行ったから、なんかもう治った気がする〜♪”
すっかり元の様子に戻った抹茶。
そこは、ニャ王似のようである。
精神的にダメージがあるとお腹にきてしまうところは、
ニャ王(腸)似?!よめにゃんこ(胃)似?!
甲斐甲斐しく、きなこの世話をする抹茶の姿を、
ようやくホッ♪としながら見ているのである。