抹:「ギャン!!」
意気揚々とスタートラインに立つ小学校低学年の様な姿から、
大きくジャンプして私に走り出す抹茶。
ニ:「ぎゃははは!!」
ニ:「ゴルゴ13が言いよったろ〜。背後に立つな!って〜。背中見せたらダメやろ〜。ってか、猫に追いかけられる人間、初めて見た〜!!」
抹茶に狩られる私を見て、大爆笑のニャ王なのである。
よ:「ん?いつもの事よ。」
初猫が抹茶の私には、この姿は『当たり前』の行動だと思っていたのである。
ニ:「ないない!猫は普通、人には向かっていかんよ〜。」
よ:「まさかと思うが、猫には行く?!」
ニ:「威嚇して飛びつくやろ。」
そういえば・・・
一人で昼食。
別に手をかける必要もないと、
『お茶漬け』で済ませる事が多いのだが、
抹茶が私のお皿に顔を突っ込んで来ることが・・・
よ:「これ、母ちゃんのですけど〜。」
単に『海苔』狙いだと思っていたのだが、
私は『猫』ですか??
私は『猫』なのですか??
よ:「まっちゃんくん!母は、一応『人』ですよ!頼りなくても、人なんですよ〜。」
抹:(言ってる意味がわかりませ〜ん)
そんな顔の抹茶がいるのである。