買い物に出掛けたときのこと。
陳列棚に並ぶ『フルーチェ』を見つけ、
「おっ!久しぶりに食べたいね〜♪」
マンゴーに練乳ミックスベリーと、『フルーチェ』も進化し続けているのである。
何故なのであろうか。
梅の時期が終わり、新緑の香りと桜の優しい色合いに、心踊らされる季節。
3月〜4月の入学式シーズン。
このまだ寒い日の、
この時期の『フルーチェ』に、同じようにワクワクし、春を感じてしまうのである。
パッケージの色なのか。
開けた時の、甘い香りになのか。
夕飯後、そそくさと牛乳と混ぜてみたのである。
一人なら、丼でもボウルでも良いのだが、ニャ王と半分こということで、
デザート皿に入れることにしたのである。
「これ父ちゃんの。で、これ母ちゃんので・・・」
と、もたもたしている間に抹茶が、ニャ王にと用意していた『フルーチェ』を、食べていたのである。
「だめよー!ヨーグルトじゃないからー!」
(え〜二人だけ、うまいもの食べて〜。)
不満げな様子の抹茶である。
フルーチェにワクワクしていたのは、私だけではなかったのだ。
「そうかそうか♪」
「春やね〜♪」
久々の爽やかなお天気に、
風に揺れる洗濯物に、
気持ち良〜く眠気に襲われる、抹茶とよめにゃんこなのである。