咲いたね
続き
ポカポカ陽気だと、喉が乾くな〜
ちょっとだけ休憩して行こう。
テクテク ポテポテ トコトコ
スーパー前広場まで テクテク ポテポテ トコトコ
クンクン クンクン クンクン
テクテク ポテポテ トコトコ
広場に到着。
ベンチによっこらしょ。
ママ「お水あげるね」
ママがお散歩バッグをガサゴソ
ママ「あ〜!」
僕「どうしたの?」
ママ「お水を入れる携帯のお皿を忘れちゃった」
僕「じゃぁ、飲めないじゃない」
ママ「うん、でも良い考えがあるよ」
僕「良い考えって?」
ママ「ペットボトルのキャップを代用するの」
ママのアイデアで、ペットボトルのキャップに お水を入れて貰った。
ママ「はい、どうぞ」
僕「ありがとう」
ペロペロ ペロペロ
何だか飲みにくいな…
それに足りないよ。
僕「おかわり〜」
ママ「はいはい」
もう一杯 キャップにお水を入れて貰ってペロペロ。
うーん、喉が潤ったような そうでないような…
まぁ、良いかぁ…
お家に帰ったら、たくさん 飲もう〜っと!
さぁ、お家に帰ろう。
坂道手前まで歩くよ。
テクテク ポテポテ トコトコ
一気にテクテク ポテポテ トコトコ
坂道手前に到着。
車椅子から降ろして貰って オシッコ&ウ○チ。
スッキリしてからバギーに乗り換えた。
エッサホイサ エッサホイサ
あっ、赤信号だ…
青になるまで待たなきゃ…
早く青にな〜れ!
キョロキョロ キョロキョロ
あれ?
街路樹の下に お花が咲いたね。
何のお花かな…
近付いてみよう。
ママにバギーを押して貰ってエッサホイサ エッサホイサ
(;¬_¬)ジー
オレンジ色のお花だね。
ママ「クッキー君とツーショット写真を撮ってあげる」
僕「うん」
お花の近くにバギーを停めて カシャ!
車道は危ないから、歩道でポーズ。
僕のバギーの下にも、咲いてるの 分かるかな?
近くで撮してみるね。
僕「ママ、バギーの下に咲いてるお花だけを撮して〜」
ママ「OK!」
ママがカメラを近づけて カシャ!
春の日差しを浴びて気持ちよさそう〜。
暫く 僕達を楽しませてくれそうだ。
あっ、青信号に変わったよ!
お花の撮影会は これでおしまい。
お花さん、またね〜
エッサホイサ エッサホイサ
信号を渡って エッサホイサ エッサホイサ
坂道を下ってエッサホイサ エッサホイサ
お家に着いたのが、12時だった。
足を拭いて貰ってリビングに。
下半身を支えて貰って、おいっちに〜、おいっちに〜。
僕とママ「ただいま〜」
パパ「………」
ん?
ソファーを見たら、パパ 爆睡してたよ。
シー
起こさないように、
お水をガブガブガブガブ
ママは、静かにお昼ご飯の準備を開始。
ママは讃岐うどん、僕は、いつものメニュー。
ツルツル〜 ゴクン ゴクン
ガツガツ ムシャムシャ
あっと言う間に 食べちゃった〜。
ガバッ
あっ、パパが起きた!
ママ「お昼ご飯 食べる?」
パパ「うーん…」
「今から、花束を買いに行かなきゃいけないからいらない」
ママ「花束?」
パパ「職場の上司が辞めるから花束をあげる事になったんだ」
聞いたら、パパがお世話になった上司らしい。
予算は3000円。
明日 渡す事になったんだって〜。
パパは、一眠りしてスッキリしたお顔。
支度して、車で出掛けちゃった。
僕とママは、お留守番。
夕飯まで、リラックスぅ。
3月4月は、出逢いと別れの季節。
ママの身近では、スポーツクラブのマネージャーさんが 異動になっちゃったみたい。
マネージャーさんには、バドミントンを教わったり、大会では対戦したりと お世話になったから 昨日 挨拶して来たんだって〜。
4月からは どんな出逢いが待ってるのか 楽しみだね。
別れは寂しいけど、前を向いて歩いて行こう。
後ろを振り向かず、前を歩いていたら 必ず 良い事があるのさ。
僕とママは、そう信じてるよ。
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