一日ずれましたが、12年前の17日の話。
にゃーちゃんは早朝から外へ出せと大騒ぎ。そりゃまだ若かったから、たまには早朝から散歩行くんだ!と騒ぐ事はあったけど、それにしてもあの日の騒ぎ方は尋常じゃなかった。
時間は朝5時半。いい加減にしてくれ〜、と色々なだめすかしてもダメで、とうとうギュッと抱えて布団に連れ込んだところ、にゃーちゃんは絞り出すような声で「にゃ〜〜〜〜・・・」と鳴きました。
それは確かに「ボクはもうダメだあ・・・・」と聞こえました。
あの声は一生忘れない、と思うような鳴き方でした
何がダメなの、人聞きの悪い・・・と思った瞬間グラッと来ました。
机のものがだいぶ落ちたし、寝ていてもかなりの揺れなのが分かりました。
揺れがおさまってから、鼻でため息つくにゃーちゃんに、ゴメンと謝って寝ました。起きてから見るTVでビックリするとも知らずに・・・。
そしてその後、TVか何かで猫を抱えたオバちゃんが猫を放せば助けてもらえる隙間からレスキューの人に、「この子と一緒やないと助けてもらわんでええわ!」と叫んで、ひんしゅくをかうシーンを見たりして、世間の人は「猫なんか・・・」と思ってるんだなあと悲しくなったり・・・・。そりゃ、人間が一番なんだろうけど・・・。その人にとっては大事な家族なのに。
時は流れて新潟の地震の時、避難所に一緒に連れてきてもらっているわんこやにゃんこが、意外に多くTVに映り時代が変わったなあ、と感じました。
それを見ていた母がごそごそとにゃーちゃんのケージを出してきます。「もしもの時すぐ出せるところにないと、にゃーちゃんも一緒に連れて逃げてやれないから」と言う。
母も変わったなあ(^_^;)
今では猫部屋の中の良く見えるところに置いてあるので、にゃーちゃんとしてはあまり気分は良くないでしょう・・・。(ケージ=病院、なので)
一番最後で遅いんでしょうが、思い出したくない方が読まれたとしたらごめんなさい。