散歩中、久々に派手にコケた。
最近は引っ張り癖も少なくなって、散歩コースで会う人にも
「すっかり大人になって、落ち着いたねえ。」
などと言われたりで、ちょっといい気になっていたのかもしれない。
道の向こうに白い日本犬が見えて、引いてるおじさんが道の向こうの端っこに寄って待っててくれたので、「お先にすみません〜」と言いながら、念のためにこちらも道の端っこを通って距離を開けてるし、トレーニング用の補助器具(胴輪)もつけてるからと過ぎようとすると。
いきなり、ルークが道の向こうのその白い犬に向かって突進。
止めようとリードを握り締めたがそのまま引き摺られてコケた。
ルークが本気になれば、50ンkgの私の体重など簡単に持ってかれる。
リードから手を離せば犬同士が大喧嘩になって収拾がつかなくなると思い、引き摺られても離すものかと握り締めてたら、ホントにそのままアスファルトの上を引き摺られて行った。
ジェットスクリューというか、キリもみ状態というか、市中引き摺り廻しの刑というのか(T_T)、そんな感じでしばし引き摺られて身体中打ちつけた後ようやく止まった。
あ然、という感じで言葉も出ない様子のおじさんに、「すみません〜(T_T)」と言い残してその場を去る。
いや、おじさんで良かったよ。向こうの犬は止めてくれてたもん。
あちらも女性だったら、お互いに引き摺られてたと思う。
それにしても、「犬の力が半減する」という補助器具の胴輪をつけていてもこれとは、どれだけ力持ちやねん・・・
帰路の間、両手は血まみれ。
通り行く人たちに、「あの人、どないしはったん!」てな顔で見ていかれるのが恥ずかしかった。o( _ _ )o
ところでこの白い犬、後になって思い出したんだけども、ルークが仔犬の頃に初めて吠えられて以来、折り合いの悪い犬だった・・・
この胴輪を買った頃にもやはり会って、ルークが突進しようとして胴輪の金具をぶっちぎったことがあって、その後、金具の強度を上げて付け替えたんだった・・・
もう自分の方がずっと大きいのに、仔犬の頃に受けたストレスはいつまでも消えないもんなのかね。