抹茶はかなりの『やきもちやき』である。
私がニャ王に話しをしても、ニャ王が私に話しかけても、
(壁)ガリガリ!!ガリガリ!!バリバリ!!ベリ〜!!!
というわけで、
ニャ王送迎の車中が、二人のミーティング場所となっているのである。
ニ:「今日のちゃーちゃんは?お利口さんやった?」
よ:「お〜!お利口さんやったよ〜!また一つ、覚えた事が!!」
ニ:「ん??」
よ:「昨日、まちゃおのご飯、チン♪してやったやん。昼に私が残りのご飯暖めたら、ごあ〜ん♪って走ってきた。」
ニ:「はい??」
よ:「レンジの音、覚えたよ。そういうのは、一回で覚えるんやんね〜。食い気だけかよ!?ってね〜。」
ニ:「にゃははは!ちゃーちゃんらしいっちゃ〜らしいね〜。」
近隣世帯の物音や、エレベーターの音にも敏感に反応するのだが、
私がニャ王を送って帰宅したときは、全く反応しないのである。
“ドキッ!!”
“母ちゃん、帰ってたの?!”
よ:「起きた〜?よ〜寝とったね〜♪抹茶くん、ただいま〜って何回も言ったのに、起きんやったね〜♪」
焦ったのか恥ずかしいのか、慌てて毛繕いする抹茶。
レンジの音に負けた私。
なんとも、都合の良い?!聴覚なのである。