たまには愛を語る俺様 | きすけのMY ROOM - ペットストリート

ぷぅ子と俺様の写真だ。

ケンカはしてないぜ？
仲良くしてるだけさ。

母ちゃんはそんなオィラを見て
「初めての多頭飼いはオッサンと幼女がうまくいくらしいね」と言った。

オッサンと幼女…
変態シリーズかよ！
お兄ちゃん優しくしてね。かよ！

ちがうだろーーー！！！！

ぷぅ子はまだ家にきて１年未満の
新人なんだぜ？
オィラはオッサ…いやお兄さんだから
毛布だってモフモフするだけだけど
ぷぅ子は、ちぱちぱする。
ママのおっぱいを思い出して
ちぱちぱ吸い上げて、ぷぅ子が吸った
毛布は その部分が三角にとんがってるんだぜ！しかも濡れてるんだぜ！

かわいそうだろ？
だからオィラがこうして寂しくないように
ダキダキしてやってんのさ。

ぷぅ子もオィラと同じように
ペットショップの飼い主募集の
貼り紙がしてあるゲージに入ってたんだ。

ここんちの坊っちゃんは
動物が全体的に苦手なんだが
ネコだけは大好きなんだ。
ネコが唯一 抱ける動物なんだ。

坊っちゃんが 母ちゃんについて
ペットショップに買い物に行ってた時
ぷぅ子を見つけて
「母ちゃん、欲しい」「いいよ」
ってことで 連れて帰ってきたのさ。

母ちゃん、欲しい。
いいよ。

たった60円のハイチューでさえ
「あんた、昨日もオヤツ買ったじゃん」
と 却下されるのに
なんなんだ？この価値観…

母ちゃんは どこか微妙に
シツケとか教育とかってとこが
ずれている。

ま、そのおかげで オィラやぷぅ子、
外にいるトラキチがゲージ脱出できた
わけだが。

余談だが 外にいるトラキチは
別名 破壊王子と呼ばれ
最初の小屋をバラバラに壊して
昨日、二回目の小屋の屋根を壊して
星の見える家にリフォームしたため
母ちゃんたちに怒られていた。
母ちゃんと姉ちゃんが適当な板を
打ち付けて 雨はしのげる状態にまで
修繕したが、どうせまた壊すだろう。

余談はさておき。
この母ちゃんの 微妙にずれている
シツケ感覚で オィラたちは
この家の家族と暮らし、
冬もぬくぬくと過ごすことが出来ている。

雨の日も 家の中から外の雨を眺める。
母ちゃんがボソッと呟く
「パラパラ降るね。パラダイス銀河？」
って言う わけのわからない独り言を
除けば 何一つ不満はない。

ぷぅ子は少食で小柄だ。
オィラは大食漢で大柄だ。

なんかムカつくこともあるぷぅ子だけど
大事な家族だし 大事な友達だし
坊っちゃんにしてみれば
世界中どこを探しても 触れる動物は
オィラとぷぅ子しか今はいないんだ。
(トラキチはムリ)


家族愛も感じることが出来たし
友達もいる。
貰い手がつかないままだったら…

ぞっとするぜ。

母ちゃんのズレに感謝している。