見守りながら…
続き
いつもの待ち合わせ場所にlet's go!
時計は、7時15分。
エッサホイサ エッサホイサ
お日様がギラギラ ギラギラ
もう、今からあぢぃ〜
エッサホイサ エッサホイサ
待ち合わせ場所に着いた。
キョロキョロ キョロキョロ
あっ、来た来た〜!
メグちゃんが小走りで近づいて来たの。
僕「メグちゃん、おはよう〜」
ママ同士「おはようございます」
さぁ、遊歩道を目指そう。
どんなデートになるか楽しみ〜♪
メグちゃん、後ろを振り向きながら テクテク テクテク テクテク
僕「WONWONWON!」
「前を向いて歩かないと危ないよ」
メグちゃん「そうね」
「クッキー君、先に行って下さる?」
僕「うん」
「じゃぁ、お先に〜」
メグちゃんをバギのタイヤーで牽かないように気をつけながら エッサホイサ エッサホイサ
今度は、僕が先頭。
エッサホイサ エッサホイサ
ママ同士は、ピーチクパーチクお喋りしながらテクテク テクテク。
遊歩道に到着。
メグちゃんママ「クッキー君、車椅子に乗り換えないの?」
ママ「忘れてたわ〜」
んもう〜!
ママったら、お喋りに夢中で 車椅子の事を忘れてたんだってさ〜。
メグちゃんママ、思い出してくれて ありがとう〜。
ママ「クッキー君、車椅子に乗ろうね〜」
ワァイワァイ! ヾ(^▽^)ノ
嬉しくて、バギーの中で前足ピョンピョン跳ねちゃった。
車椅子に乗り換えて、いざ 出陣!
僕「メグちゃん、お待たせ〜」
あれ?
どこだ?
キョロキョロ (;¬_¬)ジー
あっ、あんな所にいた〜!
僕を待ってる間、探検してたんだね。
メグちゃん「クッキー君、乗り換えた?」
「さぁ、行きましょう」
僕「うん」
テクテク テクテク テクテク
僕は、後ろから テクテク ポテポテ トコトコ
メグちゃん「遊歩道は涼しくて歩きやすいわ〜」
僕「そうだね」
テクテク テクテク テクテク
テクテク ポテポテ トコトコ
ひんやりトンネルを潜ったら、緩やかな上り坂。
テクテク テクテク テクテク
ヨイショ ヨイショ ヨイショ
あっ、ダックスちゃんだよ〜!
僕「挨拶してみる?」
メグちゃん「どうしようかしら…」
ママ達「おはようございます」
ダックスちゃんのおば様
「おはようございます」
ダックスちゃん「おはよう〜」
テケテケ テケテケ テケテケ
ダックスちゃん、メグちゃんのお尻をクンクン
メグちゃん「止めて〜」
タッタッタッタッタ〜
メグちゃん、恥ずかしかったのかな。
走って逃げちゃった。
今度は、ダックスちゃんが僕のお尻をクンクン クンクン
僕は、男らしく じーっと我慢。
僕「もう終わった?」
ダックスちゃん「情報、頂きました。ありがとうございます」
満足そうなダックスちゃん。
おば様「ありがとうございました」
ママ達「失礼しま〜す」
ダックスちゃんと簡単な挨拶を交わしてバイバイしたの。
さぁ、どんどん 進もう。
メグちゃん「ねぇ、公園を通ってみない?」
僕「賛成〜!」
メグちゃんの提案で、木陰の公園をスルー。
テクテク テクテク テクテク
テクテク ポテポテ トコトコ
ハァーハァー ハァーハァー
メグちゃん、ちょっと お疲れ気味かな?
ママ「おやつ食べる?」
「キャベツの芯だけど…」
僕「食べる〜!」
メグちゃん「私も欲しいわ〜」
くりくりおめめキラキラビーム!
ママ「はい、どうぞ」
僕「ありがとう」
パクリッ ムシャムシャ
ママ「メグちゃんにあげたかったのに…」
「じゃぁ、もう一個出すね」
ガサゴソ ガサゴソ
ママ「メグちゃ〜ん、どうぞ〜」
メグちゃん「ありがとうございます」
パクリッ ムシャムシャ
僕、レディーファーストという事を覚えなきゃ…。
メグちゃんよりも先に食べちゃって ごめんなさい。
僕とメグちゃん、キャベツの芯とお水でパワー回復したよ〜。
さぁ、どんどん 進もう。
メグちゃん「私について来て〜」
僕「OK!」
メグちゃん、先頭をテクテク テクテク テクテク
僕は、後から ゆっくり テクテク ポテポテ トコトコ
メグちゃん「ここの上をバランス良く歩ける?」
「ほら、見て〜」
僕「僕は車椅子だから乗れないよ」
「メグちゃん、凄いね〜」
メグちゃんを見守りながら テクテク ポテポテ トコトコ
あれ?
いつの間にか、ハナミズキロードに出て来た〜。
そっか…
木陰の公園を通り抜けて、曲がったら ここに繋がってるのか…
だけど、ここ 坂がキツいんだよね…。
立ち止まって、足を踏ん張ってみよう。
テク………………
ママ「乗り換える?」
「この坂は辛いよね」
「たくさん歩いたから良いよ
ヤッタァ!
僕の願いが通じた!
ハナミズキロードで、車椅子は おしまい。
オシッコ&ウ○チを出して貰ってからバギーに乗り換えたの。
僕「メグちゃん、お待たせ」
メグちゃん「は〜い」
さぁ、お家に帰ろう。
テクテク テクテク テクテク
エッサホイサ エッサホイサ
待ち合わせ場所に 到着。
僕「メグちゃん、今日は一緒に歩けて楽しかったね」
メグちゃん「うん」
僕「また明日ね〜」
メグちゃん「バイバ〜イ」
明日の約束もして、別れた。
続く
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