遊歩道の紫陽花の名前は
今日 ママは 5時半に起きてきた。
パパは休日だというのに習慣？
僕のオシッコ&ウ○チが気になって、いつも 早起きのママ。
カーテンをサァ〜、窓を開けて空気の入れ換え〜。
ママ「おはよう」
僕「…………」
ネムネム星人の僕は、ママをチラ見しただけ。
ママ「開けておくね」
僕「う…うん…」
いつものように、ハウスのドアを開けておいて貰った。
トントントン ジュッ ジュッ〜。
キッチンから流れるBGM。
１日の始まりを告げる心地良い音楽だ。
トットットットット
あっ、軽やかな足音！
この足音は、パパ。
パパ「ふわぁ〜、おはよう〜」
僕とママ「おはよう〜」
僕も、起きよう〜っと！
よっこらしょ、前足ズリズリ。
ママに朝一番のオシッコ&ウ○チを出して貰ってスッキリ。
僕「ありがとう」
自分で排泄が出来なくなってからは、時間を見て絞り出してくれる。
最初は膀胱の位置が分からなくて戸惑っていた
パパとママ。
でも、今では先生に褒められる位の腕前に。
僕は、感謝してるよ。
さてと、スッキリした後は マッタリタイムだ。
ソファーに乗せて貰って、よっこらしょ。
タオルをあご枕にしながら、マッタリ。
あっ、準備が整ったみたい！
パパとママ「いただきます」
パクパク モグモグ
ゴクゴク ゴクゴク
あっ、僕の番だ！
よっこらしょ、ソファーから降ろして貰ってキッチンに前足ダッシュ！
ママの足元で(;¬_¬)ジー
ママ「お待たせ〜」
ヤッタァ！
カーペットに前足猛ダッシュ！
お耳パタパタ〜ピョンピョンクネクネダンス ♪
一連の儀式、アイコンタクト
(^-^)v
ガツガツ ムシャムシャ
もちろん、あっと言う間に 完食！
ママは、食器の片付け。
パパは、ソファーにゴロリ〜ン、横になりながら、携帯ゲーム。
僕は、パパの横で お外を眺めながら食休み。
(;¬_¬)ジー
あれ？
予報が外れて、雨は降らないね。
もしかしたら、お散歩に行かれるかも〜。
ウキウキワクワク ウキウキワクワク
((o(^-^)o))
ママ「クッキー君」
僕「な〜に？」
ママ「今日は お散歩に行かれそうだね」
僕「うん」
ママ「急いで支度して、涼しい時間に行ってこよう」
ヤッタァ！
食器の片付けが終わったママは、超特急で支度。
僕は、オシッコ&ウ○チを出して貰って準備完了。
出発前に、日課のマッサージ&ストレッチ。
久しぶりのお散歩だから念入りに モミモミ ギュ〜。
僕とママ「行ってきます」
パパ「行ってらっしゃい」
僕の前足とパパの手を合わせてハイタッチ(^-^)人(^-^)
さぁ、遊歩道を目指してlet's go！
時計は、7時半。
エッサホイサ エッサホイサ
さすがに、誰も歩いてないな…
エッサホイサ エッサホイサ
あれ？
小さな虫さんが、キンシバイに止まってるよ〜。
何してるの？
(;¬_¬)ジー
あ〜ぁ、花粉集めしてるんだ〜。
小さな前足を忙しく動かしてるよ。
虫さん、ご苦労様！
(＾＾)ノシ
横断歩道を渡って、ハナミズキロードを右折。
エッサホイサ エッサホイサ
そうだ！
紫陽花の様子を見に行ってみよう。
エッサホイサ エッサホイサ
トンネルを潜ったら、あと少し。
エッサホイサ エッサホイサ
紫陽花前に到着。
(;¬_¬)ジー
おぉ〜！
白い花が咲いてる〜！
ママの図鑑には乗ってないから、携帯で調べみようかな。
[ガクアジサイ]で 検索。
あっ、これだ〜！
※ガクアジサイ(ユキノシタ科)
周りの花びらだけが額縁のように咲くので、
ガクアジサイ。
秋になると装飾花の赤紫色に変わり垂れ下がって手のひらを返したように裏側を見せて、中心には実が出来ています。
縁取りの花が八重咲きは《墨田の花火》という品種のようです。
【紫陽花や 己が気儘の絞り染】 一茶
この紫陽花、確かに花火みたいだね〜。
なるほど、なるほど〜。
名前が分かって、嬉しいな〜 (*⌒▽⌒*)
忘れないように
φ(．_．)メモメモ
僕とママ、とっても気に入っちゃった〜
続く
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