ママの事はお見通し
続き
ねぇ〜、早く投げて〜!
ご褒美が欲しくて、ママにリクエストした。
ママ「ちょっと待って」
僕「う…うん…」
あれ?
ママったら、ロープを持ってリビングから出て行っちゃったよ…
何してるのかな…
なんで、投げてくれないのかな…
不思議に思いながら、リビングで待ってたの。
あっ、ママが戻って来た!
ママ「クッキー君、ロープがなくなったから探して来てくれる?」
ロープがなくなった?
どうせ、ママの仕業でしょう?
僕「良いよ、探してくる」
タッタッタッタッタッタ〜
あれ?
あれれれ?
タイヤが引っかかって出られない…
僕「助けて〜」
ママ「はい、どうぞ」
僕「ありがとう」
ママが後ろのバーを持ち上げてくれたから、やっと廊下に出られた。
タッタッタッタッタッタ〜
八畳の部屋くさいな…
タッタッタッタッタ〜
ほ〜ら、やっぱり そうだったでしょう?
クレートハウスの所に、ロープを発見!
もう、ママの事は お見通しだよ〜
ロープをキャッチ!
ご褒美を貰わなきゃ!
リビングにタッタッタッタッタ〜
僕「見つけたよ〜」
ママの目の前にポトリッ
ママ「クッキー君、さすが!」
僕「こんなの朝飯前さ〜」
ママ「ご褒美 どうぞ」
僕「ありがとう」
パクリッ ムシャムシャ カリカリ
探し当てる遊びは、頭脳のトレーニング。
クンクン クンクン 匂いを嗅ぎながら 隠されていそうな場所を見つけるの。
ご褒美付きなら、何度でも 探すよ〜。
続く
>>ブログ利用規約