骨折してから4、5日が過ぎると、引きずりながらも歩行が可能になった。
元々、私は痛みに強い!
それは、トリマーを生業としていたので、トリミング中に犬や猫に咬まれたとしても、テーブルから落とす訳にはいかないし、どうにか仕事を続行しなきゃなんない。
だから、ちょっと咬まれたくらいの痛みは屁のカッパなのである。(-ε-)〜♪
今まで私を咬んだ沢山の犬猫達よ!こんな『M』な身体に鍛えてくれて、ありがとう!(-_-)/~~
そんな訳で、痛みに慣れて車の運転も出来る様になったので、北海道物産展は諦めたものの、我が家にもお正月を招くべく、近くのスーパーへ買い出しに。
人々から振り向かれるくらいに足を引きずり、ショッピングカートをシルバーカーの様に使い、スーパーの中を効率良く回り、買い物を済ませた。
あぁ!これで我が家もささやかながら、お正月を迎えられる!(T∀T)
でも、掃除は無理!洗車はもっと無理!!
(新年早々、あんな茶色い水玉模様の車に乗っていたのは多分、私くらいだっただろう…。)…( ̄- ̄;)
そうして迎えた、2009年。
年明けすぐに、母が風邪気味になり…。
でも、まだ病院は休みだし、熱もないし本人も大丈夫だと言うので、軽く考えたのが甘かった!(>_<)
熱はないが、休み明けに病院へ連れて行ったので、これで安心だ!
ところが、日に日に食が細くなる母…。
お粥を作っても、何を作っても殆ど箸を付けずに、私が残飯処理するか、ゴミ箱へ…。
ちゃんと食べなきゃ!
でも、食べたくない。
そんな会話の繰り返しで、病院へ行く以外は寝てばかりの母を見る日々が何日も続いてくると、
せっかく工夫して料理してるのに!治す気あるんか!
と、段々、腹が立ってくる。
1月19日。
この日は、私の手術の日程を決める事になっていた為、隣町の総合病院へ…。
母の体調を考えて、暖かくなった頃の4月15日にしましょう!と言う事になり、手術の日取りが決定した。
これだけ余裕があれば、母も回復するだろう。
ところが、一向に良くならない母…。
掛かり付けの先生が、胃カメラの検査が出来る病院の予約を取ってくれた。
検査当日、私も立ち会って胃の中の画像を見ながら、親切丁寧な説明を聞いた。
特に問題なし!
これで、本人も気が軽くなり回復へ向かうはず!
そう考えた自分の甘さを後々、ひどく後悔する事になる…。o(__;o)
……………………つづく