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横丁名場面集その1
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戸籍
  • ■猫種: ミックス猫
  • ■誕生日: 2003年06月10日
  • ■性別: 女の子
  • ■ニックネーム: とまやん
  • ■体重: 6.0〜7.0kg
  • ■好きな食べ物: ふわふわ

■とまとの家族





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ありがとうございました

登録カテゴリ:日常の出来事 投稿日時:2007年12月10日 21時01分

ここあ・らいむのご心配をたくさんしていただいて、またアカンたれの母ちゃんをいっぱい励ましていただいて、ほんとうにありがとうございました。
そう、彼女にはらいむという名前ともうひとつ「心愛」とかいて「ここあ」という名前を、もずくん・めーちゃんママにつけていただいていました。
ミドルネームをもった「Y・ここあ・らいむ」が彼女の正式の名前になっていました。
でも、残念なことに、昨日12月9日、日曜日の朝、病院から、ここあ・らいむが息を引き取ったと電話がありました。
不安はあるものの彼女を我が家の3人目の娘にすることはかなりの割合で決めていた母です。一方、とまやんとももやんを守る責任も母にはありました。
両者が成り立つ方針を実行に移すための段取りで毎日頭の中はいっぱいでした。
しかし、ここあ・らいむの病状があまり良くなくて、その心配のほうが大きくなっていった数日間でもありました。
いずれにしても、とまやんたちには5種ワクチンを接種することは、何度も病院の先生にも相談して決めていたことでした。
とまやんには小さくなったキャリーはここあ・らいむのものにして、とまやんには新しいポーターキャリーを購入しました。


とまやんも気にいってくれました。
直接保護した友人と一緒にとまやんたちはこのポーターキャリーに乗って病院へワクチン接種に行くつもりでした。その友人が我が家に向かう途上の病院からの電話でした。
結局とまやんたちはこれにのってワクチンを受けに行く必要はなくなりました。
金曜日に病院の先生が、食事が自分で摂れない状態でも家で過ごすことも選択肢の一つだとおっしゃっていました。でも、母が仕事に行っている間は少なくても10時間はここあ・らいむを一人で置いていかないといけない不安がありました。
とはいえ、病状があまり変わらないかなかで、やっぱりとまやんたちがワクチンに行ったときに相談して連れて帰ろうと思っていました。
少しでも家や人のぬくもりを・・・と思って。
そしてとまやんたちと分けるために一部屋を片付けて、姉ちゃんたちのお下がりぬいぐるみやおもちゃを分けていた矢先の電話だったんです。


すぐに元気ななるかどうか分らないけど、おもちゃはいるもんね。
それと当面は電気ストーブや湯たんぽでしのぐにしても
エアコンも着けんとなあ・・・とダクトの穴ってどこやったやろう?って探したり。

おっつけ、友人も我が家に到着し、彼女を病院へ迎えに行きました。
玄関を出たときに、先に知らせていたばあちゃんが、寒いからと、ここあ・らいむに
毛布とバスタオルをもって来てくれたところと出会いました。
その毛布ももって病院へ。
病院で、ここあ・らいむはきれいに箱の中にお花と一緒に入れてもらってました。
先生やスタッフの方にお礼を言って、清算を済ませて我が家に連れて帰りました。
ちなみに清算は保護した友人が全部負担してくれました。

でも、亡くなってもなんてきれいな子だったろう。初めて会ったばあちゃんが「こんなきれいな子、かわいい子がかわいそうに・・・」「美人薄命ってこのことやなあ」って。
折鶴をばあちゃんが折ってきてくれて「この鶴にのって行くんやで」と、ここあ・らいむと握手して最後の別れをしたばあちゃん。シーバとねず君のおもちゃも入れて、彼女が短い間でも暮らしたY市の斎場へ直接行くことにした。
とま姉が最後に見送ってくれた。


斎場で、クーちゃん・てんちゃん・マックおじさん、そして実家ニャンコのアーニーちゃん、実家ワンコの華ちゃんに、ここあ・らいむのことをお願いして最後の別れをした。
何度も振り返りながら帰ってきた。
不憫でたまらんかった。どうしてこの小さな命を救ってやれんかったんやろう。
でも病院で痛い思いはしたけど、まだ暖かいところで最後を送ってましやったかなあ。
もうちょっと早く判断して少しでも我が家で過ごさせたかったなあ・・・。
いろんなことを考えて昨日は泣いて泣いて、頭が痛くなって肩が凝って・・・、
今頃の報告になってしまいました。なんか、心の整理がつかず、いっぱい心配してくれていたのに報告が遅くなってごめんなさい。

彼女は保護する3日くらい前に友人の職場に姿を現したらしい。
そのときは塀の上で暖かいとところを見つけて、落ちないようにしがみついていたらしい。まだ、ひょこひょこと歩いていたって。それは人目を引くきれいな子だったらしい。
そして3日後に自転車置き場の陽だまりでうずくまっている彼女を同僚が職場の中に連れてきたらしい。小さな命は友人の手のひらに、そしてわたしにバトンリレーされた。
そして、我が家の子になるはずだった、いやすでに我が家の3人目の娘になった。
その意味をこれから大事に考えていきたいと思います。
今はまだ悔いや悲しさや整理なつかない気持ちや感傷でいっぱいだけど、
これから彼女が短くても生きて我が家の子になったことの意味を謙虚に、真摯に考えていきたいと思います。

それにしても、ここあ・らいむは「とま姉、もも姉、注射せんでもええで。母ちゃん、そんなに悩まんとき」って思ってたんやろか。母の休みの日に保護されて、みんなが休みの日に送られて、なんか健気な子やったなあ。
こんあアカンたれの母ちゃんでゴメンやで。
これからは何が起きてももっと毅然と立ち向かうからな。

ここあ・らいむちゃん、みんなに仲良くしてもらうんやで。
神様に「あんたはええ子やった。えらかったなあ。」ってほめてもれうんやで。

長いブログになってしまいました。
みなさん、ほんとにありがとうございました。


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