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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
かつて「猫山家の物語」には、「赤い男とさびた女」というシリーズがあった。 大変人気のシリーズで、時々男の色が変わったりもする。 ところがこの数か月、このシリーズはまったく見られなくなってしまった。 「なんであのシリーズはなくなってしまったのか」 「役者が不祥事でも起こして降板になったのか」 などと視聴者からの問い合わせも多いので 原因を解明すべく、サビ猫館に極秘潜入して原因を解明することにした。 すると、意外なことがわかった。 この主人公を演じる「さびた女」は、 最近は赤い男や黒い男ではなく・・・ 緑の女や縞々な女とばかりいっしょにいることがわかった。 赤い男や黒い男がいなくなってしまったわけではないようだ。 ただ、さびた女が緑や縞々の女を選んでいるというわけだ。 この日は紺色の女。 この日も縞々な女だった。 そんなわけで、最近は「赤い男とさびた女」の組み合わせは あまり見られていないらしい。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 小豆がいなくなって数年間、 ちゃーやは私、小梅はサビ雄、と決まっていて、それで平和でした。 ところがちゃーやがいなくなってしまったとき、これから私はどうなるのだろう、 小梅はサビ雄にべったりだったら、私は本当にただの召使に なってしまうのか・・・ 広島で野良猫をやっていた小梅を保護し、手術に連れていき、 新幹線で苦労して東京へ連れてきた私は、 毎日ご飯やトイレのお世話を一手に引き受けている私は、 本当にただの召使なのか・・・ でも、心配は無用でした。 ちゃーやがいなくなると、小梅は待っていたかのように私のところへ。 毎日毎日朝も夜も、一日何回お膝にくることか。 そうか〜小梅はずっと我慢して、一人っ子になる日を待っていたのだ! と思いました。 ちゃーやのお世話が大変で私が手一杯だったことを 小梅はよくわかっていて、我慢していたのです。 そして私の手が空いた今、めいっぱい甘えるようになったのです。 なんとかわいい子! これからもずっと仲良くしようね〜(^_-)-☆
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