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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
「今年も猫崎公園の猫たちは皆元気でクリスマスを迎えました」 と言うような記事をクリスマス頃に書くはずでした。 確かに24日の夜、チキンの代わりに焼さ〇みや、高級缶詰が ふるまわれました。 が、実は鬼ババたちは今年のクリスマスを落ち着かない気持ちで 過ごさなくてはなりませんでした 体が小さく、いかにも女の子らしい宮ちゃんのファンは多い。 というのは、メンバーの一匹、白猫宮ちゃんが姿を消してしまったのです。 宮ちゃんが最後に確認されたのは22日(火)の夜のこと、 ハウスで具合が悪そうに寝ていたのを鬼ババAが見ていました。 「宮ちゃん、元気がない。何も食べない。明日の朝見てあげて」 とのメールをもらっていました。 そして翌23日の朝、私が公園に行ったときには、 宮ちゃんの姿はもうどこにもありませんでした。 あれから一週間、誰も宮ちゃんを見た人はいません。 ご飯が終わって桜の木の根元でくつろぐ宮ちゃん。 この半年くらい、宮ちゃんは口内炎と思われる症状があったり、 脚がふらつくことがありました。 その都度鬼ババは猫崎ペットクリニックの先生に相談して 痛み止めや関節のサプリなどを与えてきました。 秋頃から目だって痩せてきて、特にこの一か月は毛並みが悪く 食欲にもむらがあって皆心配していました。 鬼ババの間では、その日の担当者が必ず公園の様子をメールで伝えます。 〇〇が来なかった、〇〇が食欲がなかった、明日気を付けてみてあげて、などなど。 「今日は宮ちゃん、良く食べたよ!」「今日は食べようとしないので、食欲増進剤(■□のよ うな物のこと)を使ったらよく食べた!」 最近は宮ちゃんの情報は欠かさず伝えられていました。 それでも少しずつ食べる量は減っていきました。 とはいえ、彼女が姿を消す、ということは私は考えてもみなかったのです。 歓びの舞の中心、宮ちゃん。この日も張り切っていた。 食べることにそれほど執着のない宮ちゃんですが、 実は公園のムードメーカーで、特に朝の「歓びの舞」は いつも彼女が中心でした。 宮ちゃんは公園で生まれ、今年12歳。 外の猫が12年無事に生きて行くと言うのは並大抵のことではありません。 私たちの他にも洞口さん(仮名)というご夫婦のお宅でもかわいがられていました。 仔猫の頃、家に入れようとしたけれどどうしても出て行ってしまったとか。 この数年は、洞口家にも専用ハウスを置かせていただき、 ご夫婦はいつも宮ちゃんを気にかけてくださっていました。 「この間ねえ、白ちゃんやってきて、うちの玄関に一時間くらいいたよ」とご主人。 まさか、今までありがとうございました、と言いに来たのでは・・・と 胸騒ぎがしました。 歓びの舞では、誰かと頭をごっつんするのが好きな宮ちゃ ん。皆もつられてごっつん。とっても楽しそうだった宮ちゃん。 以後、私たちは洗濯ネットを持ち歩いています。もしどこかで宮ちゃんを見つけたら、 すぐに保護できるように。 宮ちゃんが来なくなった公園はさびしいものです。 白いレジ袋が落ちていると、あ、宮ちゃん と思ったり・・・ 最後に目撃されてから一週間が経ちました。 具合の悪いまま姿を消したので、状況は厳しいと言わざるを得ません。 でも、私たちは決してあの子の事をあきらめてはいません。 ハウスもそのままにしてある、ダリオも小春も皆さびしがっているよ、 いつでもあなたの戻ってくる場所はあるよ。 皆待ってるから、早く公園に戻っておいで、宮ちゃん 12月18日朝に撮った写真。 これが私が撮った宮ちゃんの最後の写真になってしまいました。 この日はまあまあご飯を食べていました。 こんなに嬉しそうにしていたのに・・・ 又宮ちゃんの写真を撮たいのに。
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