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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
公園の白猫、宮ちゃんを紹介します 宮 あら〜ダリオさん、イケメンになったじゃないの〜 小春 そうですにゃ、ダリオさんはイケメンですにゃ 毎日鬼ババがやってくると楽しそうに皆で盛り上がる猫たち その先頭を切って張り切るのが宮ちゃん 歓びの舞の創始者です。 宮ちゃんは、ダリオやトミ黒と同期で、 公園の一番大変だった時期を乗り切って生きてきた強い猫のひとりです。 ダリオ にゃ〜んだ、ふたりで勝手に盛り上がってるにゃ〜 オレはどうでもいいのかにゃ〜 この盛り上がりぶりを見ると、そんなに嬉しいのかな、と 見ている私達を笑顔にしてしまう宮ちゃん 一番体が小さく、一見ひ弱そうに見えるけれど 実は芯が強くしっかり者です 推定11歳。 かつては仔猫を産み、植木鉢の中に隠して育てていたこともあるとか。 その植木鉢がひっくり返ってしまい、仔猫は中に閉じ込められた すると宮ちゃんは、底の穴から中の仔猫たちにご飯を与えた という話を聞きました。 その仔猫は当時公園猫をたくさん救ってくれた方が 里子に出してくれたそうです。 その頃の鬼ババは、今よりもずっと大変だったと思います。 そんな公園の大変だった時代をすべて知っている宮ちゃん 小春と軽快なダンスを踊っているよう 食が細く、少しだけ食べてすぐにどこかへ行ってしまうので 鬼ババは宮ちゃんに少しでもたくさん食べてほしいと思っています。 こんなに嬉しそうに盛り上がるわりには ご飯にはそんなに執着がない宮ちゃんです。 宮ちゃんという名前のほかに サリちゃん、白ちゃん、ちびちゃん、などなど名前もいっぱい持ってます あら、宮ちゃん、滑り台で遊ぶの あ、雨あがりにたまった水を飲んでいたのでした すべり水はおいしいですか ひとり砂蒸し風呂を楽しんだり 一番女の子らしくてかわいい宮ちゃん これからも元気でいてくださいね
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