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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
私たちの周りには、公園の猫以外にもたくさんの猫がいて、 猫を通じてたくさんの人とつながっています。 今日はその中の一匹、あかのすけのお話です。 私のブログには過去一度だけ登場したことがありますが、 どんなお話だったのかは私も覚えていません。 あかのすけ、年齢不詳ではありますがかなりの高齢であることは確か おそらく公園周辺で最高齢でした、昨日までは。 実はこのあかのすけ、皆さんもご記憶にあるであろう 赤ちゃん の兄弟でした。 兄弟と言っても、一緒に生まれ育ったというのではなかったけれど。 2011年春に赤ちゃんが虹の橋を渡ってからも、 年上であるあかのすけはずっと公園の近くで暮らしていました。 きれいな猫で、猫界の酸いも甘いもかみ分けたような表情が なんとも魅力的な猫でした。 雰囲気がちょっとちゃーやに似ているので、 私は親近感を持っていましたが、 実際に会うことはあまりなかったのです。 (写真は2011年4月、当時14〜5歳とも17歳とも言われていた) あかのすけは、猫村さんという公園に近いお家で暮らしていました。 家の中には入らなかったものの、自分専用のハウスで暮らしていたそうです。 あかのすけを最初からお世話をしていたのは、 M女さんという、公園の大先輩、 いわば最強の元祖鬼ババなのです。 M女さんは、今も公園の夜の部を週に二回引き受けてくれていて、 その都度あかのすけに会うのを楽しみにしていました。 2011年9月のことです。 あかのすけが暮らしていたあたりに、この茶トラが現れました。 当時推定4か月、あかのすけによく似た容貌で 実に愛らしい猫でした。 仔猫はいつも突然現れる・・・ 多分、ひとり親からはぐれて、必死で他の猫を探していてあかのすけに出会い、 ご飯ももらえるようになり、一緒に暮らすようになったのです。 茶太郎が来てからというもの、 じじくさかったあかのすけはすっかり若々しくなり、 良く二人で親子のようにくつろいでいる姿はなんともかわいかったのです。 すっかり自信を取り戻したようなあかのすけ しかし、幸せな生活は長くは続きませんでした。 茶太郎はある日突然姿を消し、 戻ってくることはなかったのです。 茶太郎を失ったあかのすけ、さぞかしさびしかったことでしょう その後もあかのすけはひとりのんびりと暮らしていました。 猫村さん、M女さんばかりでなく、あかのすけのファンは少なくなかったのです。 最近になって体調を崩し、 M女さんが引き取って穏やかに余生を送ってもらうことになった矢先、 今日午後4時頃に息を引き取ったとの報せが入りました。 あかのすけの一生は、きっといっぱい愛されて おだやかで幸せなものだったと私達は思っています。 私達は、天国に行った公園のぶーちゃんや花ちゃん、そしてあかのすけは もちろんのこと、 行方不明になってしまった子たちのこと、 短い猫生を終わった子たちのこと、 どの子も決して忘れることはないと思います。
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