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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
今朝のぶーちゃん。 「写真なんかいいから、早くご飯にしてにゃ」 ぶーちゃん。 2000年生まれ。 当時の公園を知る人によれば、そっくりな母猫と弟猫と一緒にいたけれど、 ぶーちゃんだけが残りました。 現在は食欲もあり、元気ですが、二年前、それは大変なことがあったのです ランチに参加中のぶーちゃん。 二年前のある日、公園猫の観察を始めた頃の猫崎さんがみたものは・・・ ベンチの上でぶーちゃんをキャリーに入れようとしている若い男性がいたのです。 あやしい・・・ 「何をしているのですか?」 「この猫、目がひどいことになっているので病院に連れて行くのです。今日で二回目」 実際、ぶーちゃんの右眼球はとろとろになって目じり側に寄り、 眼窩は半分空洞になっていたそうです。 この男性、猫沢さんは近くの病院に連れていこうとしていたのでした。 4年前のぶーちゃん。当時はまだ眼は正常だった。 あれ?こんなにスリムだった? 当時は気の強い猫だったそうですが、 眼を患ってからのぶーちゃんはおとなしい。 実は猫沢さんのほかにも、同じ理由でぶーちゃんを通院させた若い男性がいました。 彼が猫部さん。 眼球を摘出する方がいいかも知れない、と言われたものの 家に保護できない猫部さんは、外に置いたままで治療を続けたいと申し出、 以来毎日ぶーちゃんの目薬を点しに公園に来ているのです それから二年、ぶーちゃんの右目の視力はたぶんないけれど 光くらいは感じられるのかもしれないと言われるまでに回復しました 面識のない二人の男性がぶーちゃんを通院させていた・・・ ぶーちゃんだけが知っていた愛の事実でした。 ランチでは、いつも最後まで食べ続けるぶーちゃん。 お鼻の頭になんかついてますよ。 確かに右目は濁っていますが、 かすかながら瞳も確認できます。 ある日目薬を買いに病院に行った私は、カルテについていた当時の写真を見て 愕然としました。 こんなにひどかったのか・・・ よくここまでになったと。 彼らの迅速な行動がなかったら、ぶーちゃんはどうなっていたのだろうかと 今日の缶詰はおいしくて満足ですにゃ。 又おねがいしますにゃ。 今では手分けをして目薬を点し、 アミノ酸のサプリを食事に混ぜています そのおかげで、かなりひどかった目やにもほとんど出なくなりました ぶーちゃん、今日もご飯いっぱい食べたね 、 朝夕のご飯を楽しみに待つぶーちゃんだけど、 もっと楽しみなのは、ぶーちゃんを助けてくれた猫沢さんと猫部さんのお膝に乗ること、 ぶーちゃんは、自分が彼らにとても愛されていることを良くわかっているのです 皆のぶーちゃん、少しでも長く私たちと一緒にいてね。 今日の登場人物は今では信頼のおける公園の仲間です。 皆で公園の猫たちを良く観察し、家に保護できなくても 最高に幸せな公園ライフを送ってもらおうと日々努力しています。
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