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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
みにゃさんは、やきもちをやいたりしますか。 実はサビ猫館では、女同士の嫉妬の炎が めらめらと燃え上がっているのです。 今は病気の小豆がどうしても何事につけても 優先されてしまいます。 なるべくみんなの名前を同じ回数呼ぶ、とか 平等にブラッシングをする、とか心がけているのですが・・・ 小豆にだけ少量ずつ何度もご飯を出していることに気付いているちゃーや。 なんだか面白くない。 そのストレスを緩和するため できるだけ接触を増やし、大切にされていると わかってほしいのです。 ところが、ちゃーやをブラッシングしていると、 小梅は私にご〜んと体当たりしてきます。 あたしはという強い意思表示なのです。 小豆に時間外のカリカリを出すと やってきてさっさと食べる小梅。 ぼーっと見ている小豆。 小豆をブラッシングしていると ぴったりくっついて、 次はあたし。と控えている小梅。 遊ぶことも平等に。 ちゃーやはすぐに夢中で遊びますが、 途中からやはり遊びたい小梅が参加してしまうと 大変なことに・・・ 一緒に遊んではくれません。 皆にいつも満足してもらうためには サビ母は手が10本くらい必要なのです。
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