こじ付けでしょうか。 | 福のMY ROOM - ペットストリート

ムーちゃんが我が家の子になったことについて

不思議な縁の元に繋がりがあった・・・と昨日書きました。


いやはや、そんな大げさなものではないのですけどね

上の写真を見てください。

耳の後ろに白い線が入っているでしょう。





ハチの同じ部分にも、白い線がありました。

なぜか、私はハチの　この部分が大好きだったのです

幼いころの　「おはじき」　　真中を切ってはじくじゃないですか。

なんかその微妙な、動かさないように間を切る仕草、

それをこの線が思い出させてくれる様な気がしたのです。

そんなくだらないことは　まったく私の主観ですから、みな様はきっと笑われることでしょう。

まだハチが生前の頃から、あら同じ線がムーちゃんにあると気付いていました。


ところが、昨晩、テーブルのハチの写真を探していたら

こんな写真を見つけました。




覚えていらっしゃいますか

ちょっと怖い顔をしていますが、これがハチ君のお母さんです。

右のお手手が見えないですが、右手がないのです。

そのお話は何度もしていますが、簡単にもう一度話しますと、

このミーちゃんは実家の庭によく現れるお外にゃんでした。

ある日、怪我をして実家に飛び込んできました。

すぐに獣医さんに連れていくと、片手断足という診断。

お外猫で片足がないなんて生きていけないと思い、安楽死も念頭に入れたのですが

先生は、身体がなんともないのだから・・・と、生かしてあげることを勧めました。

母が手術代金を払って、ミーちゃんは命を繋いで　３本足の猫になりました。

避妊手術もしなければならなかったのですが、大手術のあとでまた痛い思いは

可哀そうと、母はしばらくの間、実家の家の中で養生させていたのです。

ところが掃除をしようと窓を開けた途端に、サカリのついたミーちゃんは飛び出して

数日後、妊娠をして帰ってきました。

そして・・・ミーちゃんが生んだ仔猫の中にハチ君もいたのです。

ミーちゃんの写真は少ないですが、この写真が出てきて、思い出しました


ハチ君のお母さんは・・・三毛猫なのです


その一年後に、母は亡くなりました。

だから、ハチ君は母の形見の様に私は思ってきました。

母が亡くなって、父が寂しい思いだろうと、弟はコーギー犬を飼いました。

ミーちゃんはそれが嫌で、お隣の庭に移り、範囲は狭かったですが

近所でよく見かけ、近隣の皆さんからとても可愛がられて、つい２年ほど前から

姿が見えなくなりました。

母が出してくれた手術代金は、大金でしたけど　ここまで外猫で長生きしていくれたなら

母も本望だったと思います。


決して、幸せではなかったミーちゃん。

でも精一杯生きて　近隣の方々から大切にされたミーちゃんの猫生でした。

３本足の外猫だったのに長生きして、運に守られて天寿を全うできたと思います。


色は少し薄いけど・・・ムーちゃんを家へ導いたこと・・・なんかハチの母への思いが

そこにある様な気がするのです。

ハチのお母さん、ミーちゃんの生まれ変わりかもしれないですね。


ムーちゃんとミーちゃん・・・だから孫はムーミンちゃんと名付けたのかしら


少し考えすぎでしょうか・・・こじ付けかしら。




古い写真を見ていたらこんなのも見つけました。




今、すっかりムーちゃんに占領されているハンモック。

クロちんが使っていたこともあったのね。

高いところは苦手じゃなかったの

今はまったく、利用していません。




ハチが乗っていたなんて、全然覚えていないんですが

ハチも昇ってみたことがあったのね。へぇ〜って感じ。貴重な写真ね。





今では妹に　すっかり取られてしまったけど、

それまでは、福の特等席だったのにね。

ムーちゃんに譲ったお姉ちゃん。偉いよ。良い子だね