昨夜、ニャ王の『二度目の歯医者さん』だったのである。
いつものように迎えに行き、ニャ王が『大好きな同僚』と一緒に来るのを、いつものように、待っていたのである。
コンビニの前で一服をし、いつもながらのテンションで、同僚を帰さないのであるが、
「早よ〜歯医者行き〜よ〜。」
「・・・・・」
折れた歯とは別に、抜かなければならない歯があったのである。
「歯医者行く!」と言い続けて、三年以上。
折らなければわからないか!?状態での、駆け込みなのである。
観念したのか、同僚と別れ、歯医者さんに向かったのである。
が、
「コンビニよる?よめちゃん、ポテトでも食べれば〜♪」
確かに、『ミニストップ』の『マッシュポテト』は好きである。
「俺、又しばらく食べられんし、待ってたら、お腹すくし〜。」
まんまと?!のせられてみたのである。
よ:「オヤジから、荷物が来たよ。まちゃ検品、大変やったって。さわるな!って、噛まれるし、わざわざ、肩トントン♪てして振り向かせて、カブッ!やし。」
ニ:「・・・・・」
よ:「何かお腹に入れとかんで良いの?抜いてから、長いよ〜。」
ニ:「つまるからいい・・・」
よ:「あ!ソフトクリームは?」
ニ:「・・・(ギラッ!!)」
よ:「ん?」
ニ:「しみて食えるか?!信じられん!」
よ:「あ〜〜そっか。今のは、食べていいの♪やなくて、バカか!?の驚き(顔)ね。」
ニャ王をしり目に、
「ごちそうさまでした(合掌)」
予約時間よりも、少し早く着いたものの、ニャ王は大人しいのである。
よ:「全然話は違うんやけどさ。インスタント(カップ)麺てさ、お湯を入れ始めてから3分?線まで入れてから3分?」
ニ:「・・・(ハァ・・・)線まで入れてから3分!!」
よ:「ふ〜ん。でも、柔いんよね〜。」
ニ:「そんな事はどうでも良い!今から歯抜かれるってのに、バカな話ばっかりしやがって。」
よ:「ん?和むかな〜思って〜♪」
無理のようである。
意外と早く、治療終了。
麻酔に時間がかかっただけで、
“ポコッ!”
歯自体は、抜くのに5分もかからなかった、というのである。
もちろん、麻酔は効いていない。
しばらくすると、『心友ケン』の帰還。
抹茶も、ニャ王どころではない。
独り寂しく、調子の悪いパソコンと、格闘し始めたのである。
6:20
“お兄ちゃん♪起きて♪”
“スリ〜〜〜♪”
“母ちゃん、父ちゃん起こして。”
壁越しに、私に
“行け!ホレ!”と指示。
日常的な生活が、始まったのである。