贅沢は敵 | 小梅（東）のMY ROOM - ペットストリート

小梅がうちの子になったころ

それまで外で苦労してきた小梅に少しでも安心な生活を楽しんでもらおうと

母は毎日一生懸命小梅のご飯を用意しました。


　　　　　　　　　　　　　小梅　　おうちは、安心だにゃ〜





しかし、そんな生活が当たり前になってくると

小梅は贅沢を言うようになりました。


　　　　　　　　　　　　　　　小梅　　　ぇ〜〜今日のごはん、又これ〜〜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは飽きたわ〜〜





母は考えました。うちの子になったのだからおいしいものを食べさえてあげたいけれど

贅沢は言って欲しくない。そこで母のお説教が始まります。


「世の中には、カリカリもなかなか食べられない猫ちゃんがいっぱいいるんだから、

文句を言わないで食べなさい。」と言って、他のものを出さないようにしました。


　　　　　　　　　　　　　　　　小梅　　又ママのお説教なのぉ





数年後、食欲旺盛の小豆がやってきました。

同じく苦労してきた小豆は、食べられるときは何でも食べます。

一人っ子だった小梅は、ぼやぼやしてはいられなくなりました。

食べなければ小豆が食べてしまう、小梅は少し考えるようになりました。


　　　　　　　　　　　　　　　　小梅　　あたしは一人でのんびり暮らしたかったのに〜





そして数年後、又ちゃーやが家族に加わると、ますます競争は激化。

最近では小梅も文句を言うことなく、

積極的に食事の時間を待つようになりました。




うちの子になったのだから、

贅沢なものでなくても、愛情のこもった体に良い食事をしてもらいたい。

でもせっかくうちの子になったのだから

毎日安心で幸せな生活を送ってもらいたい。

いつもそんな風に思っている小梅母です。