ママには、敵わないや… | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

パパとママが食べ終って、　やっと　僕の番がやって来た。

ソファーから降ろして貰って、キッチンに前足ダッシュ！

ママの足元で、ジー。

ママ「結晶がなくなるまで、大好きなチーズは止めようね」
僕「う…うん…」

大好きなチーズが貰えなくなると思うと寂しいけど、健康で長生きする為だから、我慢しないといけないね。

キュウリやレタス、人参は　大丈夫かな…。

とりあえず、お野菜は　キャベツだけに戻して貰ったよ。



さあ、食べよう！　　

カーペットに前足猛ダッシュ！　　お耳パタパタ〜　ピョンピョンクネクネダンス

いっただきま〜す！



カリカリ　　　ムシャムシャ　　　カリカリ　　　ムシャムシャ




ママ「美味しい？」
僕「うん、とっても美味しい〜！」

ママ「良かった〜」
「ところで、お鼻に　お弁当がついてるけど…」
僕「お弁当？」

ママ「キャベツかも…」
僕「最後に、ペロンって舐めちゃう」

お鼻にお弁当をつけちゃうくらい、夢中で　カリカリ　　カリカリ　　ムシャムシャ

最後に、ペロ〜ン！　　お鼻についたキャベツを食べて、お皿ピッカピカ〜

お薬も残さず、飲んだよ〜。



さてと、　食休みしようかな…。　　　よっこらしょ。

ママが食器の片づけをしている間、　カーペットに伏せをしながら　　マッタリ。

それを見ていたパパが

パパ「クッキー君、ソファーに来る？」

僕に近づいて来て、抱っこしてくれようとした。　　でも、

僕「触らないで！」

パパの手を咬もうとしちゃった。

パパ「何で、怒るの？」
僕「お皿、取らないで！」

パパ「せっかく、抱っこしてあげようとしたのに…」

ご機嫌斜めの僕の態度にショックを受けたパパ。　　ソファーに　座って　一服　プカプカ〜。

ママ「ご飯を食べた後、お皿に執着してるから、気分が変わるまで、そっとしておいてあげてくれる？」
「そのうち、気分が変わると思うから…」
パパ「うん」

ママは、いつものように、　食器の片付け　テキパキ　　テキパキ。

ママ「さてと、食器の片付けが終わったから　ストレッチでもしようかな〜」

ひと段落したママは、　何気な〜く　　僕に近づいて来た。　

…と思ったら、　僕のお隣で　全身のストレッチが始まっちゃったの。

僕は、いつ　お皿が取り上げられるかと　ヒヤヒヤ。

ママは、　僕を　チラチラ　見ながら　　ストレッチするもんだから、時々　目が合っちゃったよん。



僕「ねえ、そのストレッチ　　いつ終わるの？」
ママ「もう少しで終わるよ」

僕「という事は、僕のお皿を片付けるって事？」
ママ「さあ、それは　どうかな…」

ママったら、言葉を濁してるけど　　絶対に片付けるに違いない！

お皿を取られないように、しっかり　見張ってなきゃ！

な〜んて、　ママの行動を　じ〜っと　見つめたいたら…

ママ「ラララララ〜　　ルルルル〜　　」

鼻歌を歌いながら、　僕に近づいて来た！

あっ、　もしかして！！

ママ「　お散歩〜　お散歩〜　楽しいな〜　」

あっ、　下半身を持ち上げられた〜！！

僕「ちょっと、止めてよ〜！！」

上半身をクネクネさせて、　ママの手を咬もうとしてみたの。

そしたら、

ママ「こら！いけません！」

ママに叱られちゃった。　

ママには、敵わないや…。

素直に抱っこして貰って、　オシッコ＆。

ママ「スッキリしたでしょ？」
「咬むのは、ダメだよ」
僕「はい、ごめんなさい」

ママのお顔を　ペロペロ　　ペロペロ。　　　舐めて、謝ったよ。

スッキリしたら、気分爽快！　　お皿を洗って貰って、ストレッチ＆マッサージ。

お散歩前に、全身をほぐして貰ったよ。

そこへ、トイレから　パパが戻って来た。

パパ「あれ…、抱っこ出来たの？」
ママ「うん」

ママ「最近、お皿に対する執着心があって、食後は、　取られないように必死なの」
「暫く、知らん顔してると　諦めて窓際に行くけど、今日は　ウトウトしてたね」
「やっぱり、体調がイマイチなのかも…」
パパ「うん、心配だね」

パパは、僕が怒ると　ビビッチャうみたい。　　

でも、ママは　リーダーとしての威厳があるのかな…。

僕が怒っても、　全然　大丈夫みたいだよ。

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