ねぇねぇ、遊ぼうよ〜
続き
ガチャガチャ
あっ、帰ってきた!
ママ「ただいま〜」
僕「おかえりー」
3時間ぶりの再会だ。
よっこらしょ、前足高速ズリズリ、前足ピョンピョン。
ママのお顔をペロペロ、ママは僕をなでなで〜
ママ「いい子に待てて偉かったね〜」
1オクターブ高い 猫なで声で僕を褒めてくれたよ。
若い時は、お留守番中 退屈で退屈で、 色んなイタズラして叱られた。
でも、アラフォーオッサンになったら イタズラするエネルギーはないから、ひたすら寝る事にしたの。
さぁ、ランチタイムだ!
時計は 11時50分。
急いで用意して貰って、ガツガツ ムシャムシャ。
ママは、惣菜パンをパクパク モグモグ。
あっと言う間に 食べちゃった〜。
お腹いっぱいになった後は 何をしようかな〜
そうだ!
タオルを引っ張り出そう!
ヨイショ ヨイショ うんとこしょ!
それ〜い!
ブンブン ブルンブルン!
うーん、ブンブン体操だけじゃ 退屈…
お散歩に行きたいな〜
ママに聞いてみよう。
僕「ねぇ、お散歩は?」
ママ「雨が降り出したからお部屋よ」
僕「雨?」
パラパラ パラパラ
予報通り、降り出したのかぁ…。
残念 (;O;)
ママ「食器を片付けたら遊ぼう」
僕「本当に?」
前足ズリズリ、ズリズリ
ママ「クッキー君、近すぎ!」
あっ、ごめんなさい。
鼻息が かかちゃった?
ママ「大丈夫よ」
「それより、後ろの散らかったタオルは どうするの?」
僕「ママが片付けて〜」
ママ「分かった、後で片付けておく」
「車椅子に乗りたい?」
僕「車椅子?」
首を右に傾けながら、ママの話しを よく聞いた。
僕「車椅子、乗りたい!」
ママ「じゃぁ、タイヤを拭いてくるね」
僕「うん」
ママは、バギーのカゴから車椅子を出して洗面所へ。
汚れたタイヤを 濡れ雑巾でフキフキ
ママ「お待たせ〜」
ヤッタァ!
車椅子に乗せて貰って、準備完了!
ねぇねぇ、遊ぼう〜!
続く
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