年が明けて、2005年1月…。
その年の海外研修旅行、アメリカ・ウェストミンスター・ドッグショーへの見学ツアーの説明会が開かれた。
日程は、2月11日、名古屋空港から成田を経由してNYへ出発。時差がある為、11日にNYに到着。
12、13日はオプショナルツアー等、観光。
14、15日はマジソン・スクエア・ガーデンで行われる『ウェストミンスター展』の見学。
16日はLAへの移動日。
翌日、17日はオプショナルツアーでフリー
18日にLAからアメリカに別れを告げ、19日に帰国と言うもの…。
それが、その年は中部国際空港(セントレア)が開港すると言う年!行きは、それまでの名古屋空港からで、帰りはセントレアと言う、それだけでも中々と体験出来ない旅行になりそう…。
34人の生徒のうち、私の教え子はたったの5人…。他は多少の関わりはあるけれど、名前と顔が一致しない子が大半。中には、こんな子いたっけ?…と言う生徒も!(^∀^;
一人々の顔写真を撮って、名前を書き込み、アルバムを作って持ち歩く事で、それは解決!(^0^)v
後は、各担任に色々と情報収集をしておく事に…。
その説明会で、ツアーに同行する添乗員を紹介された。…なんでも、NYで3年くらい暮らした経験があるので、英語も土地勘もバッチリだと言う…。
『K』と言う、その添乗員。年は27〜28歳くらいかな?…言うまでもなく、こいつがこの珍道中のキーマンになるのである。
それまで、ツアーの話を進めていた旅行会社の部長さんとは違い、愛想もないし気位が高そう…気取った感じの喋り口調が、何故か勘に触る…。(Θ_Θ;)
説明会が終わった後、軽〜く打ち合わせになり…。
話の流れで、私にはLAに叔母家族がいる事を、以前から知っていた部長が口にしたので、取り敢えず従兄が、J〇Bの社員である事を教え…
『LAでは、多分助けてくれると思う。』
と言う私の言葉に、部長さんは、好都合とばかりに親指を突き出してグーサイン!
肝心な、Kはと言うと〜
早く帰りたそうに机の上をお片付け!
こ、こいつ、人達の話を聞いてないっ?!(T∀T;)
この若造…自分とは気が合わない!
直感的に私は思ったのであった…。
………………つづく