マンハッタン散策ツアーから帰って、ホテルの部屋…。
これで一日の仕事は終わり!夕食はフリーだし、大抵の生徒がカップ麺を持ち込んでいる様だし…。
まったりするかぁ〜…と、一人解放感に浸っていると…Kから内線電話が…。
『先生、一緒に夕食行きませんか?』
…風邪気味で、食欲がないけど、仕方ない…付き合ってやるか…。
ホテルを出て、Kに連れて行かれたレストランは、またもや日本食!
何故に、この男はここまで来て、日本食にこだわるのか?(@_@)
料理人が日本人や日系人ならともかく、そうじゃない場合は、ハズレくじを引かされた様な思いをするのに…。
照り焼きチキン丼…。やっぱりハズレだった…。(-ω-;)
話し相手は奴しかいないので、世間話をする。
何だか、こいつ凹んでやがる…?
『ディズニー・ストア、すいませんでした。前に住んでた時は感じなかったけど…NYってこんな冷たかったかなぁ…。』
ニューヨーカーと、上手くコミュニケーション出来なかったらしい…。
あんた、ネイティブにこだわる位に話せるんじゃなかったの?私にボヤくなよ…。
それに、誤るなら私にではなく、生徒達に誤って欲しい…。
『正直、私はアメリカ好きだけど、NYは馴染めないなぁ。LA派だわ。ハハハ〜♪』
とお気楽に答えておいた!
レストランからの帰り道、Kと別れて、コンビニにミネラルウォーター等を 買いに…。このコンビニ、NY滞在中は毎日、通う事になる。
部屋に戻って、ほどなく従兄が電話があった。
この旅行中、私が唯一、素に戻れる相手だ。
後に、この従兄に私は(一部の生徒と共に)大変助けられる事になる…。
翌日は、アウトレットモールでの買い物ツアー…。行きも帰りもバスなので問題はなかったが、相変わらず、体調は絶不調でテンションは上がらない…。
夜になって、その日もKに夕食に誘われるが、食欲がないし、ろくなもんを食わされかねないので断り、例のコンビニへ向かった。このコンビニ、フルーツが売っているので、野菜不足になっていた私には有り難かった…。
買い物を済ませ、ホテルのロビーを通り掛かると、私の教え子達の姿が…。
なんだか、とてもプリプリしている!
『どうしたん?』
と声を掛けると、彼女達の口から信じられない言葉が〜!!( ̄□ ̄;)
日本に手紙を出したいので、フロントで切手を買って欲しいとKに頼んだら〜
『手紙は送れない。』
と言われたそうだっ!
そんなホテルあり得ないだろうがぁ〜!!!
それで、どうしたのかと聞くと、フロントに行き自力で、身振り手振り+英単語を並べたら、ホテルマンがご丁寧に送っておいてくれると言われたそうだ。
そりゃそうだ!手紙を送れないホテルなど、聞いた事もないわっ!!
添乗員が、そんな事分からないはずがない!…面倒がって拒否したのだったら、余計に質が悪い!
遂に私も生徒の前で(自分のクラスの子達なので)、悪態をついた!
生徒達と中指を突き立てて〜〜〜
『あの野郎〜使えねぇ〜〜〜!』ヽ(`Д´)ノ
次の日から2日間、いよいよドッグショーが待っていた…。
………………つづく