最近、悲しい出来事が続いていますね。
私事ですが、インコのピーちゃん(ハンちゃん)が、亡くなった時、私は実家を出て埼玉で、暮らしていました。
ハンは、私が話す「桃太郎」が大好きで、電話の受話器越しでも、じーっと聞いていました。
秋のある日、母が電話で『最近、ピーが食欲なくて』と言いました。
私は食事の支度をしていたので、その時はそのまま、ながしてしまいました。
ハンは、その次の日亡くなりました。
母は、私にずーっとそのことを隠していました。私が、半狂乱になると思ったからです。
知ったのは、三ヶ月くらいたってから。
冷静に話しができる、喫茶店で聞きました。
案の定、私は人目も気にせず半狂乱でした。
なんで、あの時、母の話を聞かなかったのか、
なんで、その後ハンの話を私がしても、あっさり『元気だよ』という言葉を信じたのか。
歴代インコのなかで、私は一番ハンが好きでした。ハンは母が一番好きでした。だから、埼玉に連れて行くつもりは、ありませんでした。
うちでは、亡くなった動物のお墓は、父が作ってくれていました。そして、その場所を決して、家族には言いません。
何もできなかった私。
私が実家にいても救えなかったかもしれない、でも、そばにいてあげたかった。
うまく文章に、なってないですね。
命あるもの全て、生まれた瞬間から、死へ向かっていきます。
だからこそ、大事にしたり、愛したりするのです。
本当に、文章になってないですね。
すみません。
全ての亡くなった命のために
合掌いたします。
衣良