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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
アトムだにゃ、お久しぶりにゃ あたしのこと、覚えているかにゃ 猫崎公園の子猫だったアトムだにゃ 去年の春、公園を出て、素敵なパパとママに巡り合って 今は公園から2駅離れた町でセレブなお嬢様として暮らしているにゃ パパとママはあたしをとってもかわいがってくれて、あたしは幸せだにゃ ところが 11月半ばのある土曜日、 パパもママも夜になっても帰ってこなかったにゃ こんなことは初めてで、とっても不安で朝まで泣いたにゃ 翌朝、ガチャっと鍵の音がしたにゃ ママが帰ってきたにゃ ところが、入ってきたのはママじゃなかったにゃ 公園からあたしを連れ出した人だにゃ 又どこかへあたしを連れていくつもりだにゃ 嫌だにゃ、あたしはここでパパとママとずっと暮らすのにゃ〜〜〜 ママじゃないなら帰れ〜〜 近寄るにゃ〜〜 たしかこの人、猫崎さんだにゃ でもあたしを捕まえに来たわけじゃなくて、ご飯をだし、トイレの掃除をし、 あたしのご機嫌を損なわないように気を使ってたにゃ そして翌朝・・・ 又鍵の音がしたにゃ 今度こそママだにゃ なにゃ〜〜〜又違う人だにゃ この人も公園にいた人だにゃ 帰れ〜〜〜 あたしが会いたいのはママとパパだけだにゃ〜〜 帰れ〜〜〜〜 でもこの猫山さんも、にこにこしてご飯を出してトイレの掃除をして あたしに気をつかってたにゃ 又来るねって。来なくていいにゃ 猫崎さんと猫山さんは、こうして毎日やってきた。 あたしが不安でご飯を食べないと言っては、違うご飯を持って来たり、 う○ちが出ないと言っては水分を摂るためスープを出したり・・・ なんだか少しずつ安心してきたにゃ 食欲も出てきて も出たにゃ 一緒に遊びたいというから、遊んであげたり、 ごろすりしてあげたり、あたしも気を遣うのにゃ あたしがかわいいもんだから、二人ともメロメロだったにゃ こうして何日も過ぎたにゃ。 二人は毎日やってきたにゃ 一日に二度来たこともあるにゃ うっかり寝てもいられないにゃ あたしも、段々この人たちが来てくれるのを待つようになったにゃ 一週間が過ぎたある日来た猫山さんが言ったにゃ 「アトム、今日で終わりだよ、今夜にはママ達が帰ってくるから 楽しみにしていてね」 ホントにママたち、帰ってくるのかにゃ その夜、パパとママは本当に帰ってきたにゃ ようやく安心したにゃ 猫崎も猫山も、あたしを大事にしてくれたけど、 やっぱりパパとママじゃないとだめにゃ というわけで、先週一週間、里子に行ったアトムのキャットシッターをしておりました。 飼い主さんが新婚旅行のため、 素人ながら、アトムと飼い主さんを思う気持ちはだれにも負けない猫崎さんと私、 最初は不安でないてばかり、食事もろくに食べなかったアトムが 段々私たちに慣れ、安心してご飯を食べたりごろごろするようになり 遊ぶようにもなりました。 それでもストレスがかなりたまったようで、おもちゃがすべて散乱していたり、 トイレの砂が部屋中に散らばっていたりしました。 キャットシッター、初めての経験ですが、カギをお預かりして留守宅に入り 一週間お世話することは緊張の連続でした。 アトムに万が一のことがあったらどうしよう・・・ 不安になって脱走したりしないだろうか・・・ 家を出る時鍵をちゃんとかけただろうか・・・ などなどありましたが、 飼い主さんから「無事帰宅しました」メールが届いた時は本当にほっとしました。 一生に一度だけの新婚旅行なのだから、安心して楽しんできてほしい、 アトムもできるだけ不安にならずに過ごしてほしい、 そんな気持ちからお引き受けしました。 あれから一週間、もうアトムは日常に戻って、 私たちキャットシッターのことは忘れたことでしょう。 今回のことで、アトムも飼い主さんも 一緒に過ごす普通の毎日がどんなに幸せか感じてくださったことでしょう。 アトム、パパさん、ママさん 末永くお幸せに
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