我が家の目の前の畑にある梅の木がほぼ満開になりました。もうすっかり春だなぁ…と
思っていたところに、悲しいお知らせが。
息子の友達が先日亡くなり、今日お通夜に行ってきました。移植後、どうなるかわから
ないとお医者さんに言われたとは聞いていたけど、あまりに突然でした。
10万人に一人の確率で発症する病。うちの娘が産まれたその日にお見舞いに来て
くれた。その時、もう進行してた。 病気がわかったとき、余命数週間の宣告。
だけどそれから家族で頑張って放射線、薬、骨髄移植を経て一年半後には完治!
だけど、数ヶ月後に再発。それから再び骨髄移植。なかなか数値が上がらない…
そんな状態が最近まで続いてました。最期の時は、お母さんの腕の中だった。
息子と同い年で同じマンションの棟で、子供が大きくなるにつれて遊べるようになった
太一が大好きで玄関のドアの隙間から見える太一によく声をかけてくれました。
「たいち!たいち!」って。 賃貸だから内緒で飼ってるというのにね(笑)
砂場で遊んで、庭でプールして、花火して、雪遊びして……
一時帰宅中に会った時、「元気になって帰ってきたら何がしたい?」とそのこに聞くと
「しん君と三輪車がしたいな。あとまいちゃんとお散歩。それから太一を抱っこしたい!」
そうだね、早く元気になって帰っておいでね。 そう言った。
もっともっと一緒に遊んで思い出作ってあげればよかった。何かもっとしてあげれたん
じゃないか、そんな思いでいっぱいです。
一月に引っ越す前、一時帰宅で帰ってた彼に会った時、太一を触らせてあげた。
息子もおもちゃで遊ぼうよー!と言っていた。(他の病気をもらうと危険なので基本
子供との接触は禁止されていた) もっと、話せばよかったな。
息子と一緒に成長していく姿を見たかった。4年という歳月は短かったかもしれない。
でもきっとすごく幸せな子だったと思う。たくさんの人たちに想われていたから…
人の世というのは無常です。それでも生きていかなくちゃいけない。一度しかないから
こそ、今を一生懸命に生きないといけないのでしょうね。
長文、お付き合いいただきありがとうございました。