ご無沙汰いたしております。
暑い毎日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
あんずが旅立ち、昨日で半年経ちました。
部屋の中はあんずがいた頃のままです。
先日、業者さんによるエアコンクリーニングの為にトイレやハウスを一時的に移動させる必要があり、あんずの物で占められてた空間が空いただけでも大きな喪失感に見舞われ、今となってはあんずがいた頃と同じ状態の環境に支えられてます。
毎夜毎夜ご飯の催促で真夜中か明け方に起こされ、その時は大変でしたが、それもこれもあんずが健康である事の証だったと、病の進行に伴い殆ど何も口にしなくなってから感じたものです。
大粒の涙を流してるかのような目やにを一日に何度も綿棒で拭う事が日課になり、お別れの時が刻々と迫っている事実を掌に収まるほど小さくなった頭に告げられました。
日に日に目が吊り上がり苦悶のひょうじょうを浮かべるあんずにしてやれる事は何もなく、もう楽にしてやって下さいと心の中で祈るしかなかった頃の事を思い出すと、初めて対面した450gの頃が頭をよぎり、しばし懐古にふけってしまいます。
もう苦しみから解放されて自由に走り回ってるのかな?と答え無き事に思いを馳せてはあんずが我が家に来て間もない頃によく遊んでた小さなネズミのおもちゃの鈴の音がことさら愛おしく感じられます。