雪がちらついて、外の空気はシンシンとして身体中が冷えきってしまう1日でした。
今日は一気に用事を片付けて、16時に帰宅。
ホッとするのも束の間、クロちんをクリニックに連れて行きました。
11月8日に変調をきたして9日入院、11日退院。その時は2・3日がヤマと言われました。退院させられれるのは見込みがないから我が家で看取ってあげるようにという院長の思いやりだったのだと思います。この状態では10中8・9は虹の橋を渡ってしまう院長の今までの経験による見通しだったのでしょう。
何でも食べさせてください、思い残すことがないようにと最後通帳でいう台詞ですよね。
それからは福母も必死で12日〜25日までは10時に連れていき19時に迎えに行く生活。クロちんも9時間に渡る静脈点滴に耐えてくれて26日からは皮下点滴にまで回復しました。
あれから3ヶ月、まぁ16歳という年の衰えはありますけど、数年前は5キロあった体重も徐々に落ちて、11月に食べられなくなったので3.7キロで止まってくれてからは増減なしです。
クロちんはそれでもキャリーに入れるときも嫌がることもなく入ってくれますから、毎日の通院も苦にはなりません。
窓から覗いて待ち合いに誰もいないのを確かめてから向かいます。その点は実に便利です。会計が待つので入院以来、少しまとめて入金してもう残りが少なくなった頃看護師さんから声がかかるという方法をとっていますから、プリペイド方式とでもいうのでしょうか。他の患者さんからしたらまるで顔パスみたいに見えることでしょう。
ですから、いまでも週4日ですが早くて15分、タイミングが悪くても30分ほどで終わります。
今のところに住んでから3年ほどして前に獣医さんが開業されました。もう30年くらいのお付き合いでしょうか。
獣医さんを選べないということもあるかもしれないですが院長は真面目で融通が利かないくらいの固い人なので信頼はおけます。
こんな恵まれた環境もありがたいですね。
福家のカルテは過去のにゃんのも残っているので、週刊誌ほども分厚いのです。