まずお断りしておきますが、小春が公園に戻ったわけではありませんのでご安心を。小春はもう手放すことはありません。
では事件とは何か。
今回のお話は、他人の飼い猫さんのことなので、勝手に写真を載せるのもいかがなものかと思って適当な過去ピクを選びました。
先週金曜日の朝、公園に行きましたが小萩が来ない。どこか遠くに遊びに行っているのだろうとは思いましたが、心配で念のためハウスを見に行きました。
あれ、重い!小萩ハウスにいたの?と思ったその時、中から飛び出して来たのは小萩ではなく、大きな白黒の猫でした。
しかも、カンペイにそっくり!私はびっくりして腰を抜かすところでした。
猫はそこに座り込み、私をじっと見て、せっかく気持ち良く寝てたのに!といわんばかり。さて、これは一体誰?見たことのない薄汚れた大きな猫!
実は10日ほど前に、隣町に住む女性の飼い猫が脱走、探しているとのことで、私もポスターのコピーをみていたのですが、実はこの猫がまさにそれだったのです。ポスターの丸いおめめの、首輪をした猫と目の前の野良猫が同一猫物とは私は夢にも思わなかった!
その子は堂々として座り込んでいました。私は写真をとり、帰ってから仲間に送ると、
これ、まさに寛太(仮名)じゃない!
と相棒。
え〜〜っ!まさか同一猫物とは。うっかりしました。せっかくの機会を逃してしまいました。
でも仕方ないので相棒がポスターに書かれたメールアドレスに発見情報を送り、返信を待ちました。
ところが、飼い主からはなんの返信もなく、私達はだんだん不安になってきました。本当に探す気があるのか?もしかしたら寛太は捨てられたのではないのか、そんな不安が鬼ババ達の頭をよぎりました。
私達は一生懸命公園周辺をパトロールしましたが寛太に出会うことはありませんでした。
そして昨日、ようやく飼い主からの電話、寛太生存情報に泣いていた、とのことでした。
それならば絶対探し出さなくては!
私はカンペイに、「あなたにそっくりな子が迷子になってるの、おうちに帰れるよう力を貸してあげて!」とお供えのちゅーるを一本増量しました。
明日に続く