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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
今年もカンペイの命日がめぐってきました。13年になります。 この前の年の秋、初めてカンペイに会いました。 いつもは通らない道を通ったら、こんな猫が焼き鳥屋さんの前に 当時、猫には興味のなかった私ですが、この子を見て 「なんてかわいい子」と思い、姿勢を低くして顔を覗き込むと・・・ カンペイは私の肩にぴょんと飛び乗ったのです 初対面の私に、です。 それから頻繁にカンペイに会いに行くようになり、 カンペイの生活パターンがわかってきました。 この焼き鳥屋さんのお店の人が出勤してくる午後二時頃になると現れ、 お店の人の姿が見えるとそれはそれは嬉しそうにして 一緒にお店の中に消えて行き、 しばらくすると満足そうな顔をして出てくるのでした そのうちお店の人とお話するようになり、 この子がカンペイという名前で、隣のゴミ置き場を漁っていたのを見て 不憫に思い餌をやるようになって以来ここに居ついた、 人懐こく、お店のお客さんにも人気だと知りました。 ところが日曜日はお店がお休み カンペイはそれでも二時になるといそいそと現れ、じっと待っていました。 でもお店の人は来ず、何度も何度もドアのところを調べに行っていました。 そうだ、日曜日だけ私が何か持って来よう そう思ってコンビニに行き、初めてキャットフードというものを買いました。 恐る恐る袋を開けると、なにこれ、変なにおい そう思いました。 私が初めて買ったキャットフードの思い出です 治らない病気でもう長くは生きられないとわかり、 外の暮らしも限界に来ていることを考え、 うちに来てもらってからは、カンペイが喜ぶ色々な物を食べてもらいました おいしそうに食べてくれるカンペイがいてくれることは幸せでした あれから13年、子猫用から腎臓サポートまで いったいどれほどのキャットフードを買ったことでしょう カンペイのおかげで猫の道に入って本当に良かった 今はただただそう思っています。 これまで色々な猫に出会ったけれど、カンペイなしには何も始まらなかった、 カンペイは今でも私の最高の猫です そして、その頃かかわりのあった多くの人たちも、 きっとカンペイと私のことを覚えていてくれることと思います。
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