ミニバラ館の姫たち | 小梅（東）のMY ROOM - ペットストリート

むかしむかし、あるところにミニバラが咲き乱れる館がありました。

そこには悪い魔女によって猫の姿に変えられた

３匹の元姫たちが住んでおりました。

ある日素敵な王子様が迎えに来てくれれば

又人間の姿に戻れるのですが・・・

さて、今、館のミニバラが満開です。





庭師の錆田

　　　　　　はい、私庭師の錆田が猫額庭をご案内いたしましょう。

　　　　　　私がこのミニバラ園の手入れおよび管理をしております。

　　　　　　しかし、ビンボーな館からはあまり予算が出ず

　　　　　　苦労しております。


　　　　　　この白いバラは、私が６年ほど前、

　　　　　　花屋の片隅にあった、花が終わった見切り品、\８０−でございます。

　　　　　　６年間、手塩にかけて、株は大きく育ち、

　　　　　　今年はたくさん花が咲きました。





　　　　　こちらは一重の愛らしいピンクのバラ。

　　　　　３年前、花屋の店先で見つけ、その美しさに一晩考えた末

　　　　　\６００−もしたものを購入いたしました。

　　　　　こちらも今年はよく咲いてくれています。

　　　　　いかがですか、かわいいでしょう？





　　　　　こちらは割りと一般的なミニバラ、

　　　　　４年前に同じく見切り品の\２００−也。





　　　　　これから湿度が高くなると、虫がついたり

　　　　　葉が病気になったりと、色々大変なのです。

　　　　　来年はもうちょっと形を良くしたいと思っております。






さて、この館の姫たち、魔法のせいで一日の大半は寝ております。


　　　　　「家猫の生活は楽しいですよぉ〜。

　　　　　　あたしはもう、人間に戻らなくてもいいですよ〜。」


３匹の姫たちは、永久に人間に戻ることなく、

家猫として、末永く幸せにこの館で暮らしたのでした。

めでたしめでたし。