せんちゃん事ではありません。わが家のばさま事です。昨日、実はばさまが右手甲を縫うケガをしました。二日夜〜せんもうが続いておりまして、みんな夜はあんまり寝れてないのが現状でした。いつも朝になるとご飯食べるために起きるのですが、珍しく昨日は朝起きませんでした。じさまは寄り合いで、にーには車検、かーかは仕事でした。寝てるから大丈夫かと思って、ネーネは外で洗濯干してました。戸が開く音がして、起きたのかと思い部屋に戻ったら、なんだか血生臭い。変だと思って明かりをつけたら畳一枚真っ赤になってました。ばさまはトイレにいて手から血が出てました。とりあえず圧迫止血しながら、新聞で病院探して、電話して皮膚形成外科が見つかって病院にいってきました。ばさまは血の巡りをよくする薬を飲んでるので、予想外に血が出たりとまりにくかったりします。本人はどうして出血したのかわかってません。だからネーネもどうなって縫うケガをしたのかわかりません。ただ、年寄りの皮膚は思ってる以上にもろく、ほんの少し転んだだけで骨が折れたり、大部分にあざができたりします。ネーネが目を離してたのも原因の一つ。ばさまは16針縫いました。
縫合中、寝ちゃって、ネーネは必死に起こしてたんですが睡魔に勝てず眠ってしまいました。起こしたらセンモウがまた出まして、若干暴れん坊将軍になってせっかく縫ってもらったのにとれちゃって縫い直し。なんだかんだで18針。1時間もかかってしまいました。ちょうど前の職場の近くの病院で、先生もよく知ってる方で、介護に専念するって辞めたネーネを覚えててくれました。介護に専念できてないのではないか?なんのために仕事をやめたのか?若い娘が堂々とオムツ買いに行って恥ずかしくないのか?ネット注文したらどうか…などなど 最終的にお説教なんですがうけまして(涙)ネーネだって自分でも思ってた事でしたし、ダークに行きかけてましたので、帰り道大泣き。介護で泣くときはお風呂でって決めてたのに。絶対に家族の前で泣くもんかと踏ん張ってたのに。今は、ほったらかした畳をひたすらふいてます。昨日ホントは名古屋港水族館にいく予定でした。さりげに、水族館を楽しみに励みにして生きてました。唯一の楽しみを自分の気の緩みでなくして、一緒にいくこにも迷惑かけて、ホントにごめんなさいです。
これから、介護をされる方、今現在介護してる方、認知ぢゃなくても、寝たきりでも、末期でも、若くても… ちょっとしたことで大怪我にいたる事があります。家の中にはどんな危険があるかわかりません。心に余裕がない日もあります。いっそ…と思う日も必ず来ます。心が壊れる前に、誰かに助けを求めて下さい。グチをきいてくれる人をみつけてください。逃げ道をつくっておいてください。到底叶わないだろうと思う約束もいっぱいしてください。あとで心の肥やしに必ずなります。友達と温泉、海外旅行、TDRなんでもいいです。介護をしてると、友達と会う時間もなくなります。テレビをのんびり見る事もなくなります。どうか心だけは壊れないように、逃げ道と頼れる人をつくってください。少しの気の緩みは大怪我につながりかねない。楽しい介護は難しいですが、少しでもラクな介護になるようにするには、自分でなんとかするしかないのです。根詰めないでたまには息抜きして下さい。ネーネはここでグチったり、介護仲間と約束したり、医療従事者と騒いだりして心をダークにいかぬようつとめてます。もし、今苦しい人がいたら、これからの介護に役立てばと思いおせんblogにアップしました。ワンニャン事ではないのに最後まで読んでくださりありがとうございました。