取らないでね〜
「大事な宝は 安全地帯に隠そうかな〜」
「僕の安全地帯は、ソファーの下なんだよね…」
「クッキー、投げてあげるから頂戴」
「イヤだよ〜」
僕は取られたくないから骨型ボールをくわえて背を向けた。
「クッキー、ズルいよ。」
「ダメ〜」
「骨型ボール、気に入ったんだね〜」
「でも、独り占めはズルいなぁ。出して」
ママが 「出して」のコマンドを出したから 素直に 従ったよん。
「クッキー、お利口さん」
「投げてあげるね〜」
「行くよ!」
「待て!」
「OK!持ってきて!」
タッタッタッタ タッタッタッタ
何回か繰り返した。
今日のお散歩は 朝の一回だったけど お留守番中はゆっくり 寝られたし、ママとも 遊べて満足。
でも、夕飯後は また マッタリ。
明日の為に また 充電中で〜す。
「パパ 風邪気味だけど、お仕事 頑張ってるかな」
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