どうにもならない話
以前お話ししたから覚えていらっしゃるお友達も居るとは思いますが…
「ぼく…大和が話すね!!」
「ぼくの生まれた所は、餌だけあげてほとんど野良さんと同じ暮らしのお家で、今のお家の近くに、孫が遊びに来るから、子猫を欲しいと、まだ生まれて1ヶ月にもならないぼくを里子に出したんだ。」
「まだ、カリカリも食べられなかったぼくは、ウサギのケージに入れられていたんだけど、何とか逃げたして、力尽きた所でママと、奏お姉ちゃんに助けられたんだけど」
「その家で、ぼくの代わりにすぐ次のニャンコを貰ったけど、今は野良さんと同じ、ご飯もろくに貰わない生活してるんだ」
「その家の娘が、ぼくの家の近くに住んでいて、去年迷い混んだ猫を何ヵ月か育てて、大きくなって悪戯するからって、捨てちゃった事覚えてるかな?」
「その事をママは、今もぼくの家に迷い込めばって、思うらしいけど、その娘さんから今朝、何日か前に三毛猫を拾ったたと聞いて、愕然としたんだって」
「道の隅にいて可哀想だったから拾ってきて、目やにや、鼻水が酷いから2回も洗っちゃったと、当たり前の様に話したんだって」
「カリカリをあげても、すぐ下痢しちゃうんだけど医者に連れていく方が良いかとママに会ったから聞いてきたらしいけど、子猫の病気たがら、早く連れていって診て貰った方が良いと伝えて、ママは、今度は、最期までちゃんと育てて!と言いそうになったんだって」
「鼻水が出て居るのは風邪と同じだから、洗うのは体力を消耗するから、やめた方が良いとか、鼻水で匂いが判らないから、温かいご飯が良いとか…必死で伝えて」
「どうか、その子が今までの子と違って幸せになってと願うしかないし、ぼくもママに助けてもらわなかったら、存在してないし、全ての子を助けるのは無理なのはママも判ってるから、尚更辛いみたいです」