【オーラルケア vol.2】
長文になります o(_ _*)o
モコお散歩コースの紅葉の写真を途中に入れさせていただきました
10/19(月) 初めての病院はやっぱり緊張します
受付を済ませて待っていると 奥のほうに先生が・・・
う〜ん やっぱりちょっと怖そうな感じがする
今までの先生はみんな幼稚園の先生みたいに
優しく穏やかなタイプだったからなぁ
なぜ かかりつけの病院ではなく こちらの病院を選んだのか?
それは先生が犬の歯科ケアにちからをいれていらっしゃること
(歯学部の大学院へ毎週勉強に行かれています)
そして麻酔を得意分野としていらっしゃるからでした
歯を専門にしている先生でないと ただ単に歯をきれいにするだけで終わってしまうから
それでは意味がないので HPで見たようなしっかり処置のできる先生に
お願いしたかったから
もみじ
モコの口の中をひととおり診察をしたあと こうおっしゃいました
「いちどお預かりして 歯と歯茎のおそうじをして
そして歯のレントゲンをとってみましょう」
というのも、モコは上顎の犬歯が生え変わらなかった??という様子で
これは今までも獣医さんから指摘をされていました
しかし 永久歯とだぶってはえているわけでもなく
乳歯が残っていたとしてもなんら問題はないからそのままでいいでしょう
そういう説明でした
今回お世話になった先生の意見は違っていました
乳歯の下に永久歯があって 乳歯が抜けないために出れないのなら
乳歯は抜いたほうがいい
そして永久歯があったとしても その状態によっては出てこないことも考えられるので
骨の中に歯が埋もれていると のちのち悪さをする確立が高いので
そういう状態ならば それも抜歯したほうがいいでしょう
野生の動物ではないので 狩をして餌を食べるわけではないから
犬歯がなくても特に問題はないとのことでした
そしてもうひとつ どちらかというとこちらのほうが大変なのだけど
上顎の奥歯に若干動揺がある とのことでした
これは私が歯肉がうっすら赤くなっていると気が付いた歯です
歯周炎を起こしていて 歯が動揺するのではないかと思われるとのことで
炎症の状態がひどければ抜歯
先生は人間と違って歯並びがどうの
欠歯があるから噛み合わせがどうのという心配はない
そういう説明でしたが 以前HPで見ていた 頬に穴があいて排膿・・・
あの写真が目の前にちらついて モコもそんなことになるんじゃないかと
そんなふうに考えたら 今までお口のお手入れを真剣にやってこなかったという
自責の念で胸がはりさけそうになり 涙をこらえるのがやっとでした
正直なところ 外からの見た目でそんなことになっているかもしれないなんて
そんな様子はまったく感じられない程度だったので 驚きました
ただ ささやかな希望は
「かたいものをこちら側で噛むのを避けたりしていませんか?」
「いいえ ガム類は噛んでいます」
「さいわいリンパもはれていないし 口臭もないし
炎症の度合いはさほどひどくない可能性もあります
とにかくレントゲンで確認してから判断します」
いちょう
私は 今回 歯のクリーニングをお願いするつもりでした
最近 麻酔なしでクリーニングをしている病院もあるという話を聞いていたし
トリミングの際に トリマーさんがしてくれるところもあるということで
できることならば 麻酔せずにきれいにしていただけないものかと
その点についてもご相談してみました
結果は・・・ あえなく却下
その理由についてこのように説明してくださいました
1.口を開けた状態を保つことが困難なため
2.口の中に器具を入れられることに恐怖を覚えてしまうので、
意識のない状態を保つ必要があるため
3.術後はホームケアが絶対に必要で、歯ブラシなどを使うことが不可能になる
恐れがあるため
動物病院でも美容室でも 麻酔なしでクリーニングをしているところは
単に歯の汚れを除去しているだけで
もっとも重要な歯茎の中の汚れをかきだすことまではしていない
これをしなければ歯周病を防ぐことはできません
もし麻酔なしで完璧に処置をしたら 犬はその後絶対に口を触らせなくなりますよ
この説明には納得がいきました
それでも 全身麻酔というとやはり心配です
歯石取りで命をおとした・・・とか
麻酔中に呼吸がとまりそうになった・・・とか
短頭種の犬は麻酔がむずかしい・・・とか
いろいろと話を聞いていたので
そういう不安をすべて先生にお話しました
全身麻酔といっても 外科手術などの麻酔とは異なり
口が動かない程度の浅めの麻酔をかけることになります
安全で確実な処置を行うために徹底的に術前検査を行います
きめ細かい説明を聞いているうちに
自分の気持ちが落ち着いていくのを感じました
この先生ならば大丈夫 そう思いました
先生は「ご家族と相談なさって もし処置をされるようでしたら
検査の予約をとってください」とおっしゃいましたが
私の気持ちは 相談しても同じこと
それならば一日でも早いほうがいいに決まっている
そう思ってその場で処置をすることを決めてお願いしました
術前検査は 当日行ったほうがいいものと
事前のほうがいいものがあるとのことで
モコはそのままいくつかの検査を受けてきました
その日は歯みがき指導も受けました
のちに検査結果の連絡をいただき
麻酔をすることになんら問題はないとのことで 11/2(月)に決定
抜歯をする場合はその日は入院
どうしても入院しないとダメですか?とうかがったところ
抜歯すると痛みがでるので 痛み止めの点滴をします
そのほうがモコちゃんもつらい思いをしないで済みますよ
ただしたまに麻酔からさめると半狂乱になる子がいるので
そのようなときは痛みよりも精神的にまいってしまうので
お迎えにきていただきますとのことでした
我が家の家族になって3年余り
一日たりともモコのいない日はなかった
予定の2日から3日にかけて 寒気が入り大荒れになる予報だったので
寒さと雷(苦手なので)が心配でした 私が・・・
でも・・・でも・・・
モコが痛いのをがまんするのはかわいそうだし
一晩 モコもママも頑張らなくちゃならない
ニシキギ
決まるとやっぱり緊張感が・・・
そして大丈夫!と思っていたはずなのに 心配で不安で
眠れなくなりました 食欲もなくなりました
暖かい日が続いていたのに モコがいつもよりぺったりくっついていて
そんなことも私を不安にさせました
どうして? なんでいつもとちがうの?って・・・
毎日少しでも炎症がおさまりますようにと 祈るような気持ちで歯みがき
少しでも理想的な歯みがきができるようにトレーニングのつもりで
モコも頑張りました
今回もお休み・・・ぼくの出番がないぞ・・・
手術当日の様子と 術後に受けた先生の説明・今後のケアについて
次回書きたいと思います
長文 読んでくださってありがとうございます
*オーラルケアについて書き終わるまで コメント欄クローズドにしています