にゃーちゃんは家の中でもリードをつけています。でも繋いでいるわけではないので、リードを引きずってどこでも家中好きなトコに行き来できます。
なぜこんな事になったかと言うと、元々母が猫嫌いだったため、小さい頃のにゃーちゃんの行動を制限して、なるべく母の目に触れないようにした事が始まりでした。
しかし、それでは好きなところにいけなくて可哀想、と繋いでいたところからリードを一番先にはずしたのが母でした。
こんなんで若い頃は柱に登ったりしたので、たまに首吊りしたりもしましたが、怪我をしたりする事もありませんでした。
危ないからはずそうかと言う話も出ましたが、時々猫のように(猫だが)信じられないところに挟まって寝てたりして行方不明か!?と思う時も、リードが出ていてすぐ見つかって一安心、と言う猫の鈴の役割も果たす事からつけっぱなしになりました。
話し変わって、実家の周りでは猫をリードで繋ぐというのはめずらしいことで、にゃーちゃんはとても目立つ存在でした。そして、近くに中国人さんが研修に来る企業があるんですが、この人たちもにゃーちゃんが繋いであるのが目に付くらしく、昼間家にいる母を「猫のオバサン」と覚えていたらしいです。
ある日曜日私がにゃーちゃんの散歩をしていたら中国人さんが通りかかり「こんにちは」とあいさつしたら、いぶかしげな顔をされてしまいました。「アレ、しまった」と思った時、にゃーちゃんが私の前へ飛び出して来て、これを見た彼らは「ああ!」と言う納得した顔して「こんにちは」と返してくれました。・・・・猫で判別される人間てのも寂しいなあ・・・とちょっと思いました(^_^;)