にゃーちゃんは、7歳頃からは猫部屋に軟禁状態の暮らしだった。
でも、散歩に行くと言えば外に連れ出したし、部屋から出たいと言えばすぐに鍵を開けた。
10才頃からはお留守番させることが増えたので、一日中鍵のかかったまま。
夜勤明けの弟が、猫部屋に入ると大抵寝ていたらしいが、やっぱり嬉しいので喉を鳴らしてじゃれついたという。
猫部屋の鍵をし忘れて外出した時も、風呂場へ水飲みに出た形跡はあっても、外まで出ていたことは一度もなかったが、猫部屋の鍵はすることになっていた…。
にゃーちゃんが部屋から出ないように、と言うより野良猫が入らないように、と言うのが大きかった。
この辺は、野良ちゃんも戸くらい開けられる子が、結構いるからだ。
ビミョーに田舎なこの辺は、外出も鍵なんか掛けずにしちゃうので、留守中人は来なくても、置きっぱなしだった魚がなくなってた、なんてことがままあった(^-^;
そして、猫部屋の戸の前の壁に、明らかに野良ちゃんのスプレーがしてあって、にゃーちゃんが異様に興奮してたこともあって、やっぱり外出時は玄関の鍵しなきゃ危ないかなあ…と思ったこともあった。
ちなみににゃーちゃんはケンカは激弱(^-^;
猫界最弱と言ってもいいくらいでした。
今でも猫部屋の戸が開けっ放しだと、つい「あ!」 と思う。
鍵もつい掛けようとする。クセというか習慣て、染み付いてるよなあ…(^-^;