宮城県では土葬が始まったそうです。
2年後に掘り起こして火葬するそうですが、現代では考えられないことになっています。
地元、大槌・釜石でもだいたい埋葬される土地は決まっているようです。
私の家族は火葬には間に合いましたが、行方不明の義父を早く見つけてあげたいです。
今日の新聞に、大船渡市でガレキの中から11日ぶりに救出されたわんこの記事が乗っていました。
一瞬、もしかしてレオも…と思いましたが、実家はおとーちゃんが見てきているので、やはりそんなことはないですね。
実家の二階の部分だけ、近所のお寺にあったそうです。もちろんひどい状態で。
今回の津波は予想以上の大きさだったため、避難所が流されてしまっています。
私は高台から津波で押し流される家々を、まるで現実ではないように見ていました。まわりにいた人は口々に「これは夢なのか」と呆然としていました。
走って避難してきた小学生達は大声で泣いていました。
波にのまれた家の屋根にしがみついた人や、流されて行く家の中から窓越しに助けを求める人を、どうすることもできずに見てしまった人もたくさんいます。
目の前で人が波にさらわれるのを見た人もたくさんいます。
津波から生き残った人々も、あの悲惨な光景を一生忘れる事無く生きていかなければなりません。
それでも私達は前向きに生きていきます。